基本情報技術者試験の午前試験の免除制度を利用して合格率アップ!!

基本情報技術者試験

【基本情報技術者試験】午前試験の免除制度を利用して合格率アップ!!受けるにはどうする?

2019年12月4日

 

基本情報技術者試験午前試験免除制度を受けて確実に合格をつかみたい!

そんな免除制度の仕組みが知りたい!

基本情報技術者試験は午前試験と午後試験があります。

それぞれ6割以上を得点しないと合格できませんので、そのハードルはなかなか高いものですよね。

 

現在の基本情報技術者試験制度では、午前試験が免除になるしくみがあるのをご存知でしょうか?

本試験で午前試験が免除されるので、勉強は午後試験のみ集中すれば良いだけですから合格率がアップするのです

基本情報技術者資格を持っていると、会社の待遇(資格手当などのインセンティブ)や転職、就職に有利ですからね

 

今回は、そんな基本情報技術者試験の、午前試験の免除を受けるにはどうすればよいのかを解説していきます。

 

【基本情報技術者試験】午前試験の免除を利用するためにはどうすれば良い?

午前免除の受け方

基本情報技術者試験の午前試験の免除を利用するには、以下の条件で可能となります。

  1. 「IPA情報処理推進機構(以下IPA)」の認定を受けた「講座」を受講する
  2. 「IPA」 の提供する「修了試験」に合格する
  3. 午前試験の免除申請をする

以下詳しく解説します。

 

1.IPAの認定を受けた「講座」を受講する

1.IPAの認定を受けた「講座」を受講する

まず最初に、IPAの認定を受けた講座を受講することが必要です。

では、そもそも「IPAの認定を受けた講座」とは一体何なのでしょうか?

 

「IPAの認定を受けた講座」とは?

「IPAの認定を受けた講座」とは?

大学や専門学校、事業者等が「基本情報技術者試験の午前試験」の免除対象となる講座(カリキュラム)をIPAに申請。

IPAがその講座を審査し、必要な要件に合致すれば「基本情報技術者試験の午前試験」の免除対象となる講座として認定します。

これまで認定対象となった講座(大学や専門学校、事業者)は、以下リンク内「認定免除対象講座(免除対象科目履修講座)の一覧」参照。

「基本情報技術者試験(FE)の午前試験が免除される制度について

 

では次に、認定講座を受講するためにはどうすればよいのか解説します。

 

認定講座を受講する方法

認定講座を受講する方法

認定講座を受講する方法は、認定対象となった講座を持つ大学や専門学校、事業者等に直接連絡することで可能です

その連絡先は下記リンク内「認定免除対象講座(免除対象科目履修講座)の一覧」にてご確認ください。

「基本情報技術者試験(FE)の午前試験が免除される制度について

 

以上、IPAの認定を受けた講座を受講する方法を解説しました。

しかし、午前試験の免除を受けるためには、もう一つ「修了試験」に合格しないといけません。

その解説をしていきます。

 

2.IPAの提供する「修了試験」に合格する

2.IPAの提供する「修了試験」に合格する

「修了試験」に合格し必要な手続きを経ることで、直近に行われる基本情報技術者試験の午前試験が免除されます。

ではまずは、「修了試験」の日程について解説します。

 

「修了試験」の日程

「修了試験」の日程

「修了試験」は、午前試験免除を目標とする基本情報技術者試験の時期ごとに、下記の日程で実施されます。

免除目標の試験 修了試験実施時期 申込み期間
秋季 6月第2週(日) 5月中旬
7月第4週(日) 6月下旬から7月上旬
春季 12月第2週(日) 11月上旬〜中旬
1月第4週(日) 12月中旬〜下旬

修了試験は、1 つの実施講座に対し、最大2回(連続した月)を設定できます。

これは、1回目の修了試験で不合格になっても、翌月の試験で再受験できるというチャンスがもらえるということです

 

再受験可能 (1)

例えば、10月の秋季試験に向けて、午前試験の免除を受けたい場合、以下日程の「修了試験」を受けることが可能です。

①6月第2週(日)

②7月第4週(日)

①6月第2週(日)で不合格だった場合には、②7月第4週(日)を再受験することができます。

 

次に、「修了試験」の試験情報を解説します

 

「修了試験」の試験情報

試験範囲

修了試験の試験情報は以下の通り

試験時間:150分

出題形式:多肢選択式(四肢択一)

出題数:80問

解答数:80問

通常の基本情報技術者試験の午前試験と、全く同じです

合格ラインも同じく、6割以上となっています

 

また修了試験実施については、本試験さながらの内容です。

例えば、入退出時間、机上におけるものなど決められていますから、注意事項をしっかりと確認しておきましょう。

 

以上、「修了試験」の解説でした。

しかし、これで午前試験が免除されるわけではありません

「認定講座の受講」と「修了試験」に合格すると「修了認定者」となります

「修了認定者」となってはじめて、基本情報技術者試験の午前試験の免除申請ができるのです。

「修了認定者」となり、基本情報技術者試験の午前試験の免除申請をすることで、実際の本試験では午前試験が免除されます

 

次に、基本情報技術者試験を受けるに当たって、午前試験を免除するための申請手続きを解説します。

 

3.午前試験の免除申請をする

3.午前試験の免除申請をする

「修了試験に合格」し「修了認定者」となったら、直近の基本情報技術者試験の本試験(春季または秋季)の「受験申込み時」に午前試験の免除申請をします。

その方法は以下の通り。

願書の「一部免除申請番号」欄に、「修了認定者管理番号」を入力(記入)します(以下図解)

FE午前試験免除申請

引用:IPA- 認定講座開設者向け事務運用マニュアル-

 

以上で、基本情報技術者試験の午前試験免除を受けることができます。

では次に「午前試験免除」についてのメリットを解説します。

 

「午前試験の免除制度」を利用するメリット3つ

「午前試験の免除制度」を利用するメリット3つ

基本情報技術者試験「午前試験の免除」の「修了認定者」となると、様々なメリットがあります。

  1. 本試験までの期間、午後試験の勉強に専念できる!
  2. 修了認定年月日から 1 年間、基本情報技術者試験の午前試験を免除される!
  3. 「修了試験」の合格率が通常試験よりも2倍も高い!

 

順番に解説します。

 

1.本試験までの期間、午後試験の勉強に専念できる!

1.本試験までの期間、午後試験の勉強に専念できる!

「修了試験」が終わってからの約3ヶ月間は、午後試験の勉強に専念することができます!

これは僕が思う最大のメリットです。

なぜなら、通常の試験ですと、午前試験の勉強と午後試験の勉強は並行で行っていくことが多いです。

同日に午前・午後の試験がありますから、どちらも疎かにできませんからね。

 

そうなると、どうしてもどちらかの勉強が不十分になってしまいがち。

僕の経験上、午後試験が圧倒的に勉強不足になりました

しかし、午前免除制度を利用する場合だと、午前試験の勉強はせずに午後試験だけに集中できるから勉強不足といった問題も解消されます

 

さらに、通常の試験では午前・午後試験とも150分の試験。

午後試験は長文を読んで理解し、考えるという作業が多いのです。

そんな午前試験を終えた後の午後試験は、体力も消耗しがちになりますので、ケアレスミスも考えられます

 

通常試験での午後試験の不合格者割合は約63%(参考:IPA-令和元年度秋期 得点(評価ランク)分布-)。

通常試験では、どれだけ午後試験が難関なのかわかりますよね。

以上のようなことから、午前試験が免除され3ヶ月という期間を午後試験に集中できるということは、合格を掴む可能性が高まるということなのです。

 

 

2.修了認定年月日から 1 年間、基本情報技術者試験の午前試験を免除される!

1年免除 (1)

一度「修了認定者」となると、直近の本試験2回分の午前試験が免除されます

例えば、4月の春季試験に向けて、午前試験の免除を受けたい場合、以下日程の「修了試験」を受けることが可能です。

①12月第2週(日)

②1月第4週(日)

①12月第2週(日)の修了試験に合格した「修了認定年月日」から1年間は基本情報技術者試験の午前試験が免除されます。

 

ですので、万が一直近の基本情報技術者試験に不合格(上図4月春季)だったとしても、午前試験免除制度を利用して受験(上図10月秋季)するチャンスはもう1回あるのです

 

3.「修了試験」の合格率が通常試験よりも2倍も高い!

3.「修了試験」の合格率が通常試験よりも2倍も高い!

さらに「修了試験」の合格率は78%!(参考:資格の大原

通常の基本情報技術者試験における午前試験の合格率は約36%(参考:IPA-令和元年度秋期 得点(評価ランク)分布-

ですから、「修了試験」の合格率の方が本試験の合格率よりも2倍も高いのです!!

 

これは、「修了試験」において出題される問題のうち、過去問からの出題が特に多いことも要因の一つです。

僕が令和元年秋季試験の問題を見たところ、90%以上は過去問からの出題でした。

通常の基本情報技術者試験における午前試験では約60%が過去問からの出題ですが、これよりも過去問割合が多いのですから過去問の対策をしっかりしておけば合格は掴めるということですね!

 

以上、「午前試験の免除制度」を利用するメリット3つでした。

「午前試験の免除制度」を利用することは、あなたにとって大変お得なメリットのあるものです。

合格を早々にともぎとり、会社からの高待遇を受けたり、キャリアアップやスキルアップも目指せます

そしてさらに上位の応用情報技術者試験にチャレンジすることもできますよ!!

 

次は、認定講座をもつおすすめな事業者を2つ紹介しますのでご参考に!

 

「アイテック」

アイテック

引用:「アイテック

アイテック」では、基本情報技術者試験の「午前免除突破コース」が完備!

「午前免除突破コース」で必要な学習をした後、修了試験を受ける流れになります。

そしてその修了試験の合格率は86.2%

まずは「午前免除突破コース」について簡単にご紹介します。

 

午前試験突破コース

料金:24,000円(税込)

 

IPAに認定されたカリキュラムでWEB学習や教材学習をしていきます。

迷ったり悩んだりした場合は、アイテックの講師に相談できるので解決も早いのが魅力!!

 

下記3つの条件を満たすことで「修了試験」を受けることができます。

  1. 累計70時間以上学習していること
  2. 全ての必須課題テストを受験していること
  3. 全ての必須課題テストの正答率が70%以上であること

参考:アイテック

 

修了試験

修了試験の申請も「アイテック」で代行してくれますから安心です。

会場:東京、名古屋、仙台、福岡

詳細は「アイテック」をご確認ください。

 

では次に「資格の大原」をご紹介します。

 

「資格の大原」

資格の大原

引用:資格の大原-基本情報技術者試験 午前免除-

 

 

資格の大原」では以下の2つのコースが完備!

  1. 午前試験免除対策コース
  2. 午前試験免除対策つき総合本コース

上記コース受講後の修了試験の合格率は79.8%を誇ります。

まずは、一つづつコースを紹介します。

 

1.午前試験免除対策コース

料金:27,500円(税込)

学習期間:3〜4ヶ月

 

当コースは、午前試験の免除を受けることに特化。

これまで基本情報技術者試験の学習の経験がある方向けのコースです。

以下学習概要を少しだけ紹介しておきます。

  • 教材による学習を行います。
  • 習熟度確認テスト(Web6回)
  • 直前対策(2回)

確認テストや直前対策は講師によるポイント解説がついています。

修了試験前日までに68時間以上の学習を行うことで、修了試験を受けることが可能です。

 

詳細は「資格の大原-午前試験免除対策コース-」をご確認ください。

 

2.午前試験免除対策つき総合本コース

料金:95,700円(税込)

学習期間:6〜8ヶ月

 

当コースは、基本情報技術者試験の初学者向けのコースです。

「午前試験免除対策」に加え「午後試験対策」も完備!

その内容を簡単に紹介します。

 

午前試験免除対策

  • 教材による学習を行います。
  • 習熟度確認テスト(Web6回)
  • 直前対策(2回)

確認テストや直前対策は講師によるポイント解説がついています。

 

修了試験前日までに68時間以上の学習を行うことで、修了試験が受けることができます。

 

午後試験対策

出題頻度の高い問題についての解答テクニックを講義で学び、アルゴリズムや言語の対策、模試などを行っていきます。

初学者にとってはとっつきにくいアルゴリズムや言語を、重点的に学ぶためのカリキュラムです

 

詳細は「資格の大原-午前試験免除対策つき総合本コース-」をご確認ください。

 

修了試験

試験会場は以下の通り

会場:札幌校 函館校 盛岡校 東京水道橋校 池袋校 町田校 立川校 横浜校 津田沼校 柏校 水戸校 大宮校 宇都宮校 高崎校 甲府校 長野校 松本校 静岡校 名古屋校 金沢校 福井校 難波校 神戸校 京都校 和歌山校 姫路校 福岡校 小倉校 大分校 熊本校

全国各地の「資格の大原」で修了試験を受けることができますから、受験しやすいですね!

 

以上、認定講座を持つ事業者を紹介しました。

しかしここで、午前試験の免除を取得するにあたり、デメリットもあることがわかりますか?

次節、解説します。

 

午前試験免除を取得するにはデメリットもある

午前試験免除を取得するにはデメリットもある

午前試験の免除を取得するにあたり、そのデメリットを以下に書いておきます。

  1. 費用が多く掛かる
  2. 「修了試験」に間に合うよう学習が必要

一つづつ解説します。

 

1.費用が多く掛かる

1.費用が多く掛かる

午前試験の免除を取得するには、前節で紹介した事業者などを利用し学習する方もいるでしょう。

しかし、それには本試験受験料(5,700円)とは別に講座受講料が掛かってしまいます。

紹介した「資格の大原」や「アイテック」では27,500円や24,000円という受講料ですから、ある程度金銭的に余裕がないと厳しいですよね

 

2.「修了試験」に間に合うような学習が必要

2.「修了試験」に間に合うような学習が必要

「修了試験」を受けるための条件として、必要な学習時間が決められています

例えば、「資格の大原」ですと68時間、「アイテック」だと70時間。

1日あたり2時間(毎日)の学習でも1ヶ月以上は掛かってしまいます

(要所で実施される確認テストなどは学習時間に含まれない)

 

ですから、ある程度学習に費やす時間に余裕がないと「修了試験」に間に合わないといったことも考えられます

そうなってしまうと、午前試験の免除制度は利用できなくなってしまいます。

修了試験のタイミング

例えば4月の春季試験で「午前試験の免除」を目指す場合。

修了試験の受験を申込み、修了試験日の前日(1月25日)までに、認定カリキュラム68時間以上の学習を行うことが必要です

上図は「資格の大原」の「午前試験免除対策コース」の例

修了試験:1月26日

修了試験の申込期限:12月7日 ~ 12月15日

 

午前試験の免除を受けるためのデメリットを解説してきました。

次節、どんな方が「午前試験の免除制度」を利用するべきかメリットを含め解説します。

 

午前試験の免除制度は特にこんな人におすすめ!

午前試験の免除制度は特にこんな人におすすめ!

特におすすめしたいのは、入社1年目の新入社員の方におすすめします

なぜなら、1年目であれば仕事に関しても、それほど責任のある仕事を任されることは少ないでしょう。

なので、残業までしないといけないほど、仕事量も多くはないと思います。

ですので、「修了試験」を受けるために必要な学習時間を確保することも、比較的容易ではないでしょうか。

 

また、基本情報技術者試験の午後試験は、知識を問うことよりも実践的な試験となっています。

アルゴリズムやプログラミング(言語)などについて問われますから、慣れや経験が必要なのです

ですから、十分に時間を掛けて午後試験対策をしておかなければなりません

 

そのためには「認定講座」を受講し、合格率の高い「修了試験」で合格を掴むことが鍵となります。

 

まとめ

基本情報技術者試験の午前試験免除制度について解説してきました。

午前試験の免除制度を利用する方法は以下の通り。

  • 認定講座を受講する
  • 修了試験で合格する
  • 直近の基本情報技術者試験で免除申請する

 

「修了試験」は合格率も高く、本試験である午後試験勉強にも集中できるため、本試験合格へのハードルは格段に下がります

ですから、本試験で合格を掴む合格率がアップするのです。

様々なメリットがある基本情報技術者資格は、あなたの会社での高待遇(インセンティブなど)はもちろん、転職(就職)にも有利です!

 

しかし、「午前試験の免除」制度を利用せず、不合格だった場合のことを考えると、また再チャレンジする時間や労力も必要ですよね。

ですから、「午前試験の免除」制度を利用し、早々と合格を掴んで次のステップに進みましょうね!

この記事はいかがでしたでしょうか✨?

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