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基本情報技術者試験

基本情報技術者試験の失敗しない勉強法|忙しく時間がない方必見!!(経験談)

 

基本情報技術者試験を受けようと思うのだが、時間もあまりない...

どんな勉強法がいいのだろうか?

基本情報処理技術者の資格を持っていると、転職(就職)や基本給がアップするなど良いメリットばかり!

ぜひ取得しておきたい資格ですよね。

 

しかし、時間も限られる中で、勉強しようにも何から手をつければ良いものか悩みます。

僕も同じように、仕事をしながら勉強していましたが、午後試験の勉強時間が不十分になったという反省があります。

そのような中で基本情報処理技術者に合格した僕ですが、その反省点を踏まえながら勉強方法を解説します!

 

基本情報技術者試験は過去問を中心に勉強するのが効率的!

過去問が効果的

 

基本情報処理技術者試験の合格を目指すなら、過去問題を繰り返し解くことが重要です

理由は以下の通りです。

  • 出題範囲がとにかく広い(午前試験)
  • 過去問の出題率は約60%/回(午前試験)
  • 文章問題の読解力を養うことが必要(午後試験)

 

ですから、テキストを開いて一つづつ勉強していては試験には間に合いません。

これから、午前試験と午後試験について過去問を使った、より効率的な勉強法を解説していきます。

  1. 午前試験の勉強法
  2. 午後試験の勉強法

 

1.午前試験の勉強法

午前試験の勉強法

 

基本情報技術者試験の対策は、過去問が有効とはよく言われるもの。

では、どのくらいの過去問をこなすのが良いかというと、平成21年からの過去問が良いです

 

なぜなら、試験範囲にマネジメントやストラテジ関連が追加され、現行の「基本情報技術者試験」になったのが平成21年だから。

また、過去に出題された問題をさらに厳選することが重要です

 

理由は以下の通りです。

  • 午前試験は出題範囲がとにかく広いので、午後試験勉強に時間を当てられなくなる恐れがある

このような理由から、全ての過去問を解いて勉強していくのでは時間がもったいないです。

 

僕の経験ですが、過去問中心で5年分ほどを繰り返し解き勉強していました。

しかし、午前試験の勉強に時間を取られ、午後試験の勉強があまりできないまま試験に挑むことになったのです。

 

そこで、実際に試験を受けた反省から感じたことや、過去問を調査してみてわかったことは以下2つ。

  1. 頻出度が高い問題に絞った勉強法が効率的
  2. 現在、話題になっている事柄についての出題があること

 

ではこれからもう少し詳しく解説します。

 

1.頻出度が高い問題に絞った勉強法が効率的。

頻出度が高い問題に絞った勉強法が効率的

 

以下は、過去問の中でも特に頻出されている問題です。

「テクノロジ系」の「コンピュータ構成要素(メモリ)」に関する頻出問題

  • キャッシュメモリに関する問題:12問
  • DRAMに関する問題:8問
  • フラッシュメモリ:5問
  • 主記憶への実効アクセス時間に関する問題:3問

当分野での出題数は、合計42問の出題。

 

これは、これまで(平成21年から令和元年)の午前試験における、過去問を調査して分かったことです。

上記の問題は、これまで(平成21年から令和元年)で、合計28問/42問(全体の7割近く)も出題されていることになります。

 

ちなみに、上記以外の問題は1問〜2問程度と非常に少ない出題となっておりますから、時間がない中での勉強は非常に効率が悪いですよね!

ですから、まずはそういった頻出問題から勉強していこうということです

頻出されている問題だけに絞ることで、7割程度はその分野の勉強をしっかりできるということになります

 

僕はそれで十分だと思いますよ。

なぜなら、午前試験で問われる内容をさらに広く追求したものが、午後試験で出題されます

また、そのための勉強時間も十分に確保できるからなのです

 

ただし、頻出度が低い問題を完全に無視するわけではありません

午後試験の勉強を含め余裕ができれば、それらも対策していけば良いということです

 

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2.現在、話題になっている事柄についての出題

現在、話題になっている事柄についての出題がある

 

現在話題になっている、IT関連に関する出題もあることを覚えておいてください

 

例えば、以下の問題例をみていただきたいです。

AIにおけるディープラーニングの特徴はどれか

ア."AならばBである"というルールを人間があらかじめ設定して,新しい知識を論理式で表現したルールに基づく推論の結果として,解を求めるものである。

イ.厳密な解でなくてもなるべく正解に近い解を得るようにする方法であり,特定分野に特化せずに,広範囲で汎用的な問題解決ができるようにするものである。

ウ.人間の脳神経回路を模倣して,認識などの知能を実現する方法であり,ニューラルネットワークを用いて,人間と同じような認識ができるようにするものである。

エ.判断ルールを作成できる医療診断などの分野に限定されるが,症状から特定の病気に絞り込むといった,確率的に高い判断ができる。

引用:基本情報技術者平成30年春期 午前問3

 

AIについての出題ですが、これまで(〜平成29年)は一度も出題されていません。

過去問での勉強では対策できませんよね。

 

また、過去には

「USBの説明はどれか」

 

このような出題もありましたが、時代が変われば、

「USB3.0の説明はどれか」

このような発展した出題に変わりました。

 

ですからこういった時事関連の問題を対策するには、日々のニュース記事をみて勉強するしかありません。

でも、時事関連の問題は、内容を理解していれば解答できるものばかり。

 

わかっている方にとってはすごくラッキーな問題ですから、一層合格に近づくことが可能です!

ニュース記事を読むことは、通勤中や休憩中など空いた時間にできる手軽な勉強ですから、ぜひおすすめしておきます。

 

さらに今後、応用情報技術者試験などステップアップする場合にも十分に役立ちますよ!

➡︎ ITの最前線に斬り込む情報誌 日経コンピュータ

 

以上、午前試験に対する効率的な勉強法の解説でした。

次節、午後試験の勉強法を解説していきます。

 

2.午後試験の勉強法

2.午後試験

 

基本情報技術者試験の午後試験対策は、午前同様に過去問が有効です

しかし、午前問題は(全く)同じ問題や類似問題が出題されますが、午後試験はそうではありません。

 

ですが、問われることは難しいのかといえば、そうでもありません。

午前試験の勉強をしっかりしておき、時間をかければ解けるようなものばかりです

 

では過去問を使った、午後試験の勉強ポイントは以下の3つです。

  1. 文章問題に慣れること
  2. 戦略が必要

 

僕の経験上、知識や理解などは午前試験の勉強でできているはず。

しかし、問題形式が午前試験と全く違う午後問題は、長文を読解する理解力が必要なのです。

また、選択問題については得意不得意もありますから、解答する分野に絞った対策が効果的です。

 

では、上記ポイントを解説します。

 

1. 文章問題になれること

文章問題

 

午後試験の勉強法はとにかく「文章問題になれること」です

繰り返しますが、午前試験の勉強をしっかりしておき、時間をかければ解けるようなものばかりです

なので、僕が考えるにはこの「文章になれること」が合否を分ける1番のポイントだと考えます

 

なぜなら、午後試験の特徴は知識だけを問うというよりも、文章を読んで理解しその状態や条件にあった解答を選ぶというもの。

ですから、まずは文章の内容をいち早く理解することが大事なのです

 

僕は午後試験の勉強(対策)が不十分でした。

ですが、慣れている「プログラミング」の分野においてはスムーズに解答できました。

 

また、午後試験問題は、全11分野から「必須問題」と「選択問題」合わせて5分野を解答します。

1分野を30分で解くという計算ですが、文章の読解に慣れていないと圧倒的に時間が足らず、途中焦ることもあるでしょう。

 

それに、疲労感も時間が経つにつれて、増してきますから思考能力も低下します

 

そのためにはやはり、過去問題を繰り返し解くことが必要です

「訓練」のようなものですね。

そうすることで、文章に慣れ時間的余裕が生まれるばかりでなく、出題パターンも分かってきます。

 

出題パターンが分かれば、設問の序盤は文章を流し読みするだけで解ける、と判断できる場合もあります

ですから、午後試験の勉強はできる限り、早い時期から始めることをおすすめしますよ。

 

できれば1日1問を3ヶ月継続して「文章に慣れて」行ってくださいね

 

 

2. 戦略が必要

戦略

 

午後試験は必須問題もありますが、選択問題もあります。

ですから、選択問題については、あなたの得意な分野に絞って勉強していくことも良いでしょう。

 

しかし、各分野の難易度はそれぞれ違ってきます。

一生懸命勉強した分野にもかかわらず、本番の試験ではすごく難しく、悩んでしまって時間がなくなった

こんなことも起こりうるのです。

 

実際僕も、(午後試験の勉強時間がなく)分野を絞った勉強をしましたが、いざ本試験では難しくその問題を諦めました。

どうしたかというと、もう一方の選択問題の方を「解けそう!」と判断したのです。

当初、解答する分野を決めてはいましたが、比較的難易度の低い分野に切替えて解答することにしました。

 

それが効果あったのでしょう。

結果(自己採点ですが)は合格ラインギリギリの合格です。

もし決めた分野で解答している場合だと、おそらく不合格だったと思います。

 

ですので、解答する分野を決めて集中し勉強することは良いことです。

しかし、その分野の難易度があまりにも高い場合を考えると、僕のように切り替えることも必要です。

なので、選択問題は解答する分野を決め、さらに1つ2つ解答候補を追加しながら勉強しておくことも合格を掴むための戦術です

 

午後試験の勉強期間はどのくらい必要か?

午後試験の勉強時間

 

僕の感覚ですが、午後試験に必要な勉強期間は3ヶ月は欲しいところです

午後試験自体は、午前試験の勉強をしっかりしておき、時間をかければ解けるようなものばかり

勉強期間というよりも「訓練期間」といったほうがふさわしいでしょう。

 

前述したように午後試験の攻略は「文章の読解力」がポイントです。

ですから、いかに早く文章で述べている条件や状態を理解できるか

そういった能力が養われる期間は3ヶ月ということです

 

実際、僕の基本情報技術者試験の勉強期間は(仕事をしながら)約3ヶ月。

そのうち、2ヶ月を午前試験の勉強に当ててしまいました。

 

すると、午後試験は残り1ヶ月でやらないといけません。

午後試験の長文に悩まされて、1問解くのに1時間以上はかかっていました。

間違った問題の解説を見たり、理解するとなると1時間30分や2時間はかかっていたように思います。

 

ですから、過去の午後試験を1回分やろうとすると、一週間や10日ほど掛かりました。

なので、結局1ヶ月では過去の午後試験問題が、3回分しかできなかったのです

これでは「文章の読解力」は養われませんでした。

 

少なくとも、これを3回繰り返せば(もしくはさらに過去問題に挑戦)「文章の読解力」は磨かれ、もっと早く解くことができたのかなと思います。

ですから、1日1問を毎日3ヶ月継続すると、合計9回分もできるのですから「文章の読解力」はアップできるでしょう。

午前試験の知識がある程度できれば、それと並行し午後試験の訓練をしていくことをお勧めします

 

 

まとめ

基本情報技術者試験の勉強法について解説しました。

午前試験、午後試験とも過去問にて勉強することが非常に効率的です。

 

ポイントは以下の通り。

  • 午前試験は、頻出度が高い問題に絞り込んで勉強する
  • 午後試験は、「文書を読解する力」を養う訓練をする

 

基本情報技術者試験は、午前試験に力を注ぎがちになり、午後試験の対策が十分でないことが多いです。

そうならないためにも、午前試験がある程度対策できれば、午後試験も並行に勉強することをおすすめします。

このような勉強法で合格できたならば、きっと次の応用情報技術者試験のステップアップにもつながるはずです。

 

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