
プログラマーに興味があります。
そこで、IT関連の資格を取ろうと思います。
ですが、ネット上ではプログラマーに資格は「要る」だとか「いらない」だという意見があります。
資格の「要る」「いらない」の基準て何ですか?
結論をいうと、プログラマーに資格はいりません。
資格がなくとも、十分プログラマーにはなれるし活躍もできます。
ですが、資格が必要となったり有利になる場面もあるのも事実。

僕も最初は資格は「いらない」と思っていました。
しかし、資格が必要となったり有利となったのも事実なのです。
そこで本記事は、以下の内容(目次)をIT企業やWEB会社など17年の経験の僕が、実体験交えて解説していきます。
1.プログラマーに「資格はいらない」という理由3つ
「プログラマーに資格はいらない」という理由は以下のとおり。
- プログラマーは資格がなくとも(未経験でも)誰でもなれるということ
- スキル向上の手段は、資格を持つことではない
- 入社してからは資格取得よりもスキル向上に専念すべき!
1.プログラマーは資格がなくとも(未経験でも)誰でもなれるということ
プログラマーは資格を持っていなくてもなれます。
もちろん未経験者の新入社員でも、会社に入社することで可能です。
会社に入って、プログラミングを勉強しプログラマーというエンジニアとして育ててくれます。
より実践的なOJTなどの教育体制によって、IT現場で働けるプログラミングスキルが身につくのです。
資格をもっているからといっても、スキルがなければ実際にIT現場で働けるようなものではありません。
2.スキル向上の手段は、資格を持つことではない
スキル向上の手段は、資格を持つことではありません。
例えば、セキュリティ関連の書籍を読みながら、実際に自分で実践することの方がよほどスキルは身につきます。
サッカー選手が、ドリブルのスキル向上のために本を読んでも上手くなりません。
それよりも、ピッチ上でボールを蹴ることが大事だということと同じなのです。
ですから、スキル向上のために資格を取るぐらいなら、むしろ自分で実践した方がよりスキル向上ができるということです。
プログラマーのスキルは、実際にプログラミングをやっていく中で失敗など試行錯誤しながら向上させていくものです。
事実、資格がなくとも、プログラマーなどITエンジニアとして活躍している人はたくさんいますよ。
プログラマーのスキル向上には、実践を繰り返すことが必要だということです。
3.入社してからは資格取得することよりもスキル向上に専念すべき!
入社してからは資格取得することよりもスキル向上に専念すべき!
だから「資格なんていらない」(資格取得のための勉強は無意味!)
こんな声も聞きます。
入社してからは仕事第一(優先)になるので、資格取得は二の次。
会社として利益を得るには、各エンジニアが仕事をしないといけません。
資格取得の勉強では利益なんて得られませんからね。
ですから、就職してしまうと資格取得よりも利益を得るための仕事が優先です。
仕事に専念する状況から考えると、資格取得よりもスキル向上すべきであり「資格はいらない」ということになるのです。
一方で、資格は必要・有利になるという声もあります。
その理由を次節で解説します。
2.資格は必要・有利だという理由
プログラマーとして資格が必要・有利だという理由は以下の通り
- 資格手当がもらえる
- 就職(転職)に有利(必要)
- 仕事の幅が広がる(やりたいことも見つかる)
プログラマーとしてのスキルとは別に、資格を持っておくことで金銭的な面で得をしたり、プログラマーとしての活動範囲が広くなります。
プログラマーならこれだけは受けておけといわれる試験。
基本情報技術者試験。資格があれば履歴書にかける。
それで信頼度UP。
そこまで難しい試験ではないので3ヶ月くらいで取れたりもする。
4月と10月にあるので受けてみるといいと思う。
平均が25歳だから学生なら20代ならアドバンテージ。
— じゅうきち@IT転職コンサル (@vWLppvuW4U5Y9dd) August 23, 2020
以下で詳しく解説しています。
3.ベストな資格取得時期
資格取得のベストなタイミングは「大学生などの在学中」です。
なぜなら、就職してから資格取得となると仕事で忙しい中、学習しないといけません。
新卒で入社ともなると、仕事も覚えないといけないし、資格取得のための勉強もしないといけなくなります。
そうなると、勉強時間の確保が難しいです。

また、前述もしましたが、就職してしまうと仕事が優先となりますから、資格の取得なんて二の次です。
なので、比較的時間に余裕のある在学中に取得しておくのがベストなタイミングです!
4.取得しておくと今後有利になる資格
これからプログラマーを目指す方にオススメする資格は国家資格である「基本情報技術者資格」です。
関連【基本情報技術者試験の難易度や合格率】他の試験と比較し解説します!
なぜなら、これまで様々な会社でITエンジニアとして働いてきましたが、どの会社へ行っても
「基本情報技術者資格」は最低必要とされていました。
また、ITエンジニア(プログラマーやSEなど)として活動の場を広げるにも「基本情報技術者資格」はとっておいて損はなく、むしろ、
「取得しておいて良かった!」
と思えるようになりますよ。
まとめ
プログラマーに資格は必要ないといえば必要ではありません。
それはプログラマーになるためだったり、仕事を遂行するためのスキルアップには直接つながらないからです。
ですが、資格を取得することにより得られるメリットもあります。
なので、在学中の大学生の方であれば、比較的時間の余裕があるうちに取得しておきましょうね!
就職後は、資格取得のメリットを得ながらプログラマーとしてのスキルアップに専念していきましょう!
まずはしっかりとプログラミングを学んでおくと良いですよ。
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