プログラミングの変数の基礎知識と使い方|図解でイメージを掴めばOK!

プログラミング基本構文

プログラミングの変数の基礎知識と使い方|図解でイメージを掴めばOK!

2020年7月31日

 

プログラミングに出てくる変数って何?

どうやって使うの?

理解しやすいように教えて欲しい。

 

本記事の内容

  • 変数の基礎知識(利用目的・例)
  • 変数の使い方(命名・宣言・代入)
  • 言語ごとの変数の使い方

 

今回はプログラミングで使う「変数」がテーマです。

 

「変数」はプログラミングを学ぶ上ではキソのキです。

どんなシステムやサービスを作るにしても、プログラミングにおいて「変数」は絶対に使われます。

 

当記事では「変数の基礎知識」や「使い方」などについてわかりやすく図解し解説していきます。

 

変数はどんな言語でも使われますが、使い方はあまり変わりません。

なので、この記事を最後まで読んででしっかりと理解をしておけば、他の言語の習得も早いです。

 

変数の基礎知識

変数の基礎知識

 

まず、プログラミングで使う「変数」とは、

データ(値)を入れておく箱

とイメージすればOKです。

 

数値(整数や実数)や文字列などのデータ(値)を「変数」に入れておき、使いたい時に使うことができるんです。

また「変数」は、一つの変数に対し一つのデータ(値)しか入れれないということも覚えておいてくださいね。

 

マー坊

ポイント!

「変数」とは「データ(値)を入れておく箱」。

 

では、「変数」とはどういった時に使われるのか、その目的と利用例を解説していきます。

 

変数の利用目的

「変数」の利用目的

 

「変数」の利用目的は以下のとおり

データ(値)を一時的に記憶させておき、あとで利用するため

です。

 

なぜ一時的に記憶させるのかというと、以下の理由があります。

  • プログラムは上から順に一つづつ実行される
  • プログラムは一度にあれもこれもと同時に実行はできない

 

実際に「変数」の利用例をざっくりと解説しましょう。

 

変数の利用例

「変数」の利用例

 

計算機(電卓)プログラムを使って、変数の利用例を見てみましょう。

簡単な足し算「100+200」です。

 

そこでこの計算機(電卓)では、以下のプロセスを踏み合計値が表示されるとします(下図)。

200+300の計算

 

  1. 最初に「1」「0」「0」と順番にボタンを押す。
  2. 次に「+」のボタンを押す。
  3. 引き続き「2」「0」「0」と順番にボタンを押す。
  4. 最後に「=」を押す。

(※変数をわかりやすく解説するため、計算機の仕様は独自です)

 

さて変数はというと、上記「2.次に「+」のボタンを押す」でまず使われます(下図)。

最初に打った「100」というデータ(値)が変数に入る

ここでは、最初に打った「100」というデータ(値)が変数に入れられます

 

そして「4.最後に「=」を押す」では、「100」の入った変数と、入力された「200」を加算して合計(300)を表示しているのです(下図)。

「100」の入った変数と、入力された「200」を加算して合計(300)を表示

 

計算機を使った「100+200」の一連の流れは下図を参考にイメージしてください。

200+300変数の使用箇所

 

マー坊

ポイント!

変数の利用目的は、データ(値)を一時的に記憶させておき、あとで利用するため。

 

変数には型がある

変数には型がある

 

「変数」は仕様を決めておくことが基本です。

この仕様のことを「型」といい、整数のみを扱う「変数」なのか、文字列のみを扱う「変数」なのかなどをあらかじめ決めておきます。

 

よく使われる「型」の例を挙げてみます。

  • int:整数が入る変数の型
  • String:文字列が入る変数の型
  • bool:真偽値(true/false)

 

マー坊

金額などで使われる「10000」といった整数はint型。

「apple」といった複数の文字を集めた文字列だとString型となります。

 

変数の使い方

変数の使い方

 

では、「変数」の使い方を解説していきます。

  1. 命名|変数の名前の付け方
  2. 宣言
  3. 代入

 

命名|変数の名前の付け方

命名|変数の名前の付け方

 

「変数」には任意に名前を決めておくことができます。

 

ですが、変数はパッと見て「使用目的(用途)」が分かるように、決めなければなりません。

  • 誰でも分かる明確な単語を使う
  • 長い名前を避ける

 

しかし、任意に決めれるからといって適当に名前を付けていると、使い勝手が良くないです。

例えば、「a」や「data」などは変数の使用目的(用途)がわかりません。

「goukeikingkauwoireruhensuu」も長すぎます。

 

こうなると、他の人がプログラムを触ることもあるので可読性・保守性が悪くなりバグの原因ともなります。

 

下記に、変数名の付け方について詳しく解説しています。

関連プログラミングの変数・関数などの命名方法|コツを掴めば簡単!

 

マー坊

ポイント!

変数の命名は、誰が見てもその用途が分かるように決める。

 

宣言

変数宣言

 

「変数」を使う場合には、まず「変数を使いますよ」という宣言するのが基本です。

宣言時に、どういう種類の変数なのか(データの型)を指定してあげます。

 

宣言方法は以下のとおり。

データの型 変数名;

 

例えば「合計金額」という整数(int型)を入れる箱(変数)を宣言する場合は、以下のようになります。

int 合計金額;

 

それでは、以下Javaでの変数宣言を見てみましょう。

整数型の変数「totalPrice」(合計金額を入れる変数)を宣言しています。

 Java
int totalPrice;

 

マー坊

ポイント!

変数を使う場合は、まずデータの型を指定して宣言してあげましょう。

 

変数宣言の後、いよいよ変数を使えるようになります。

次節、変数に値をいれる(代入する)方法を解説します。

 

代入

代入

 

「代入」とは、変数に値(文字列や整数など)を入れることです(下図は整数を代入)。

1000を代入

 

変数に値を代入する記述方法は以下の通りです。

変数名 = 値;

 

左に「変数名」を書き、=演算子のあとに代入したい「値」を書きます。

 

では、実際に変数に値を代入してみましょう。

 

代入の例(文字列型)

例えば「犬の名前」という文字列型の変数に"Taro"を代入する場合は、以下のようになります。

犬の名前 = "Taro";

 

上記のように、String型への代入は「ダブルクォーテーション」で括ります。

 

では、実際に以下Javaで変数に代入する方法を見てみましょう。

 Java
dogName = "Taro";//代入

「dogName」という変数に"Taro"という文字列が入りました。

 

では、整数型変数への代入もやってみましょう。

 

代入の例(整数型)

例えば「合計金額」という整数型の変数に10000を代入する場合は、以下のようになります。

合計金額 = 10000;

 

では、実際に以下Javaで変数に代入する方法を見てみましょう。

 Java
totalPrice = 10000;//代入

「totalPrice」という変数に10000という整数が入りました。

 

ではもう少し、変数の使い方を解説しておきます。

 

算術結果を代入

以下の例は、靴と洋服の金額を合計するプログラムです。

 

 Java
//変数宣言
int dressPrice;//洋服の金額を入れておく変数宣言
int shoesPrice;//靴の金額を入れておく変数宣言
int totalPrice;//合計金額を入れておく変数宣言
 
//値を代入
dressPrice = 10000;//洋服の金額を入れる
shoesPrice = 10000;//靴の金額を入れる
 
//合計する
totalPrice = dressPrice + shoesPrice;
 
System.out.println(totalPrice);

 

上記プログラムを実行させた結果は次のようになります。

靴と洋服の合計金額です。

20000

 

言語ごとの変数の使い方(実例)

言語ごとの変数の使い方(実例)

 

ここでは、プログラミング言語ごとの変数の使い方を解説していきます。

  1. Javascript
  2. Python
  3. PHP
  4. C言語

 

言語の違いで、変数の使い方はほとんど変わりません。

なので、変数の使い方さえ覚えれば、他の言語でもすぐに扱えますよ。

 

1.Javascript

Javascriptの変数宣言と代入です。

 Javascript
let bookPrice;
bookPrice = 10000;

 

また以下のように、変数定義と代入を一度にすることもできます。

 Javascript
let bookPrice = 10000;

 

2.Python

以下、Pythonの代入方法です。

 

変数に本の値段と犬の名前を代入し出力しています。

 Python
bookPrice = 1000
dogName = "Taro"
 
print(bookPrice)
print(dogName)

 

実行結果

1000

Taro

 

Pythonは変数宣言は不要です。

bookPrice = 1000 と書いたら、「変数(bookPrice)の型は整数だ!」とプログラムが自動で判断してくれるのです。

 

3.PHP

以下、PHPの代入です。

 

本とペンの金額を合計し出力しています。

 PHP
<?php
$bookPrice = 1000;
$penPrice = 500;
$totalPrice = $penPrice + $bookPrice;
 
echo $totalPrice;
?>

 

実行結果

1500

 

PHPは宣言を省略できます。

(代入するとプログラムが自動的に型を決めてくれるのです)

 

しかし、スクリプトが長くなっていくと、どんな変数を使っているのかわかりにくくなります。

なので、できるだけ変数宣言するよう意識しておきましょう。

 

4.C言語

以下、C言語の宣言と代入です。

 

 C
int testScore = 90;
 
printf("testScore: %d\n", testScore);

 

実行結果

testScore: 90

 

まとめ

最後に要点をまとめます。

 

変数とは

  • データ(値)を一時的に入れておく箱のこと。
  • 整数型や文字列型などの「型」がある。

 

変数の使い方

  • 命名:誰が見てもその用途がわかるように命名する。
  • 宣言:「データ型 変数名」
  • 代入:「変数名 = 代入」

 

どのシステムにもサービスにも、そのプログラムには「変数」は使われています。

 

また、どんな言語でも変数は使われますが、言語が違っても使い方はほぼ同じです。

なので、しっかり変数を理解しておけば、他の言語の習得も早いですよ。

 

「変数」が理解できれば、「変数」と同じ使われ方をする「配列」の理解も簡単です。

「配列」の解説は下記記事をご覧ください。

関連プログラミングの配列の基礎知識と使い方【図解でイメージを掴む】

 

 

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