転職したのはいいけど、
中途入社において最初の挨拶は何を話せばいいの?
好感を持ってくれるように話したいな!
そんなあなたの疑問を解決します。
中途入社において、初日の挨拶は必ずあるものです。
挨拶次第で、入社する会社に馴染めるかどうか決まると言っても過言ではありません。
ですから、好感を持ってもらえるよう話したいですよね!
この記事では、「中途入社で好感を持ってもらえる挨拶」について解説していきます。
挨拶1つで今後のあなたの会社の居心地や、さらにキャリアアップの可能性もありますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
中途入社の挨拶で好感を与えると、今後のあなたの仕事がやりやすい!
中途入社の最初の挨拶は、新しい職場で働くあなたにとってとても重要なことです。
挨拶で好感を持ってもらえることで、みんなとすぐに打ち解けることができるし、居心地の良い会社で働くことができます。
ですが、好感を持てない人だと思われた場合、近寄りがたく接しにくい人だと思われて、会社にもいずらくなります。
あなたも好感を持てる人の方が接しやすく、すぐに仲良くなれませんか?
逆に好感を持てない人に対しては、少し距離を置いて接していたのではないでしょうか。
あなたがこれから入社する会社では、誰もあなたのことは知りません。
ですから、挨拶でみんなに好感を持ってもらい「この人なら仲良くなれそう!」と思ってもらいましょう!
何も難しいことはありません!
好感を持ってもらえる挨拶はすごく簡単ですから、まずはそのポイントを理解していきましょう。
中途入社で好感を与える挨拶のポイント
まずは、好感を与える挨拶のポイント4つを解説します。
- 自然な笑顔で!
- 明るく元気に!
- ゆっくり、はっきりと!
- 相手の目を見て!
1.自然な笑顔で!
にこやかな笑顔をすることで、相手はあなたのことを接しやすく話しやすい人だなと思ってくれます。
なぜなら笑顔は、相手の警戒心を無くし、安心感を与えるからです。
逆にこわばった顔で挨拶されると、「怖い人なのかな?」「暗い人なのかな?」と警戒し、近寄りがたい人だと思われます。
やはり最初の入社挨拶では、みんな緊張しがちです。
真剣なのはわかりますが、こわばった顔で話されると聞いている側も緊張します。
しかし、笑顔で接してくる相手に対しては安心感がありませんか?
例えば、初めて会った人に笑顔で挨拶されると、気持ちがよく話しやすい雰囲気がありますよね。
でも、暗い顔で挨拶されると話してみたいという気持ちになれないでしょう。
最初に相手を見るとき、まずは顔を見ます。
その時、笑顔ですと相手に安心感を与え「話してみたい!」「近づきたい!」と思われますよ。
2.明るく元気に!
明るく元気な挨拶だと、周りの雰囲気が明るくなります。
元気な挨拶は「やる気の掛け声」として周りの空気やテンションを高めるのです。
もし、暗く元気が無い挨拶だとしたら、まわりの空気やテンションは下がります。
例えば朝、会社のオフィスに元気よく「おはようございます!」と人が入ってきたら、すごく気持ち良くなりませんか?
パッと明るい雰囲気が広がりますよね。
しかし、暗く元気の無い挨拶だと、空気がどんよりしてテンションは高まりません。
入社挨拶も同じように、明るい雰囲気だと聞いている側も気分が明るくなります。
また、明るく元気なあいさつは、あなた自身の気持ちも高めることができます。
初めての挨拶で、みんなを気持ちよくさせて、あなた自身の存在をアピールしましょう!
3.ゆっくり、はっきりと!
あなたの話をゆっくり、はっきりと話すことで、みんなが聞き取りやすくなります。
また、強く主張したい部分もしっかりと相手に伝わります。
なので、あなたが一番知ってもらいたい名前や、特徴などを覚えてもらうことができるのです。
しかし、せっかく良い話をしているにも関わらず早口で話してしまうと、どのフレーズが大切なのか分からなくなります。
また、近くにいるにも関わらず、ボソボソと話している人の話もすごく聞き取りづらいですよね。
そうなってしまうと、話したことは印象に残りずらく、結果的に名前を覚えてもらえない可能性もあるでしょう。
ニュースキャスターの話は、はっきりしていて非常に聞き取りやすいですよね。
また、大事な部分はゆっくりと話しますので印象に残り、記憶として残りませんか?
焦らずゆっくり、はっきりと話し、名前など特に主張したいことをしっかりと覚えてもらいましょう!
4.相手の目を見て!
目を見て挨拶することは、仲良くなりたいという印象を与えます。
なぜなら、相手の存在を認め、自分はこんな人間なんだと訴えかけているからです。
しかし、話す時に、床や天井に目をやりながら話す人を見たことがないでしょうか?
話すことに興味がないのか、話し相手が嫌いなのか、そんな人とはあまり話したくはないですよね。
でも、しっかりと目を見て話をする人に対しては、真剣に話を聞きたい!という気持ちにもなります。
ですから、相手(みんなの)の目をしっかりと見てあなた自身をしっかりアピールしてください。
そうすることで、あなたの挨拶に頷きながら聞いてくれますよ。
以上、好印象を与える挨拶のポイント4つを理解できましたね。
では、次にもっと好印象を与える挨拶を解説します。
さらに!好印象を与える挨拶ポイント!!
では、さらに好印象を与える挨拶を解説します。
以下の3つを加えて話すと良いです。
- 前職で得た経験から中途入社した会社でやりたいこと、意気込み。
- 自己紹介
- 趣味
順番に解説します。
前職で得た経験から中途入社した会社でやりたいこと、意気込みを話す。
意気込みを話すことは、仕事に対してあなたに期待することが明確になります。
前職で得た経験を元に話すとさらに説得力が増すので、話しておきたいものです。
これから、下記についてどのように話せば良いのかを書いていきます。
- 同業種(経験者)の転職の場合
- 異業種(未経験者)の転職の場合
1.同業種(経験者)の転職の場合
特に課長や部長といった幹部クラスの方にとっては、あなたの仕事に対する期待は大きいです。
中途入社である以上、これまでの経歴や強みはあるはず。
その経歴を買われて入社できたのですからね。
あなたのこれまでの経験をどのようにして、この会社で活かしたいのか聞きたいのです。
また、幹部社員だけでなく、一般の社員もやはり中途入社する方の経歴は気になります。
自分のライバルになるのか、一緒に協力して仕事が出来そうな人なのかとあなたの挨拶をしっかりと聞いています。
ですから、中途入社した会社での意気込みをしっかりと簡潔に語ることが大事です。
でも、せっかく前職での経験があるにも関わらず、それを話さなかったとしたら「この人はこれまで何をしていたの?」「この会社で何をしたいのだろうか?」と疑問に思います。
もしかすると、消極的な人なのではないかと勘違いされたり、自分からは何も行動しない人だと思われるかもしれません。
そうならないように、中途入社の挨拶では積極的にあなた自身の経歴と、そこで得たことを入社する会社でどのように活かしていきたいか。
前職のキャリアはあなたの強みなのですから、しっかりアピールしておきましょう。
では、どのように挨拶すれば良いのか、以下に例文を書いておきますから参考にしてください。
【1.前職で得た経験から中途入社した会社でやりたいこと、意気込みを話す挨拶例(経験者)】
本日x月x日よりxx部に配属となりました。xx xxと申します。
前職では機械メーカーの技術職マネージャーとして、各種機械の開発ディレクションに携わってまいりました。
開発技術者のみの視点だけではなく、お客様はもちろん部品部や製造部といった他部門と協力していくことの大切さを学びました。
当社においても、協調や協力といったことを忘れず、お客様に喜んでもらえる製品を作っていきたいです。
戦力として活躍できるよう日々頑張ってまいりますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
では、未経験の方はどうすればいいのか解説します。
2.異業種(未経験者)の転職の場合
未経験業界への転職の方も、前職から得た経験から入社した会社でやりたいことを述べてください。
中途採用ですから期待されています。
未経験業界への転職だからと言って、前職の経験が全く活かされないことはありません。
ある程度社会経験を積んでいるのですから、そこでの経験があるはずです。
しかし、未経験だと以下のような挨拶になりがちではないでしょうか?
「未経験ですが、よろしくおねがいします...」
中途採用なのに期待する部分がわかりませんよね。
また、強みを活かしてあげたいけどそれが分かりません。
では、期待してもらえる挨拶を、以下解説していきます。
例えば、営業職から技術職への転職だとしたら、
「技術職は未経験ですが、お客様視点で物事を考えるのが得意です。それを活かしてより良いモノづくりに貢献したいです」
といったような営業職の強みを絡めれば「新たな考え方を持つ人材で期待したい!」などと思ってもらえるのではないでしょうか。
新たな考え方を持っているということで、これまで思い浮かばなかったアイデアが生まれ、商品化も期待できます。
それに、あなたの強みを活かせるような仕事ももらえるかもしれません。
以下に例文を書いておきますから参考にしてください。
【2.前職で得た経験から中途入社した会社でやりたいこと、意気込みを話す挨拶例(未経験者)】
本日x月x日より技術部に配属となりました。xx xxと申します。
これまで、5年間営業職に従事しておりました。
技術職は未経験ですが、お客様視点で物事を考えるのが得意ですので、それを活かしてより良いモノづくりに貢献したいです。
新しい挑戦ではありますが、戦力として活躍できるよう日々頑張ってまいります。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
以上のように前職の経験と入社した会社での意気込みを話すと、あなたのどこに期待すればよいのか明確になりますから、あなたにぴったりの仕事ができる可能性もあるでしょう。
ただし、あなたの前職での功績を自慢するわけではないですから、注意してくださいね。
自己紹介する
自己紹介することで、相手に話しやすい雰囲気を与えることができます。
相手の年齢や住んでいるところ、これまでの経験などといった素性がわかると、話題ができるので接しやすく馴染みやすくないですか?
しかし、それがわからないと「どんな考え方をする人なのか」「年齢は?」「住んでいるところは?」と得体の知れない相手だと思われ、警戒心をもたれる可能性もあります。
中途採用で入社する人のプライベートは少しは気になるところ。
しかし、自己紹介はプライベート的なこともあるので、全て話す必要はありません。
また、単に自己紹介するだけでなく、そこからの経験から仕事に結びつけて話されると良いでしょう。
そこでおすすめするのは、学生時代の部活動で得た経験です。
そこから仕事で頑張れる理由などに結びつけると話しやすいですよ。
以下に、自己紹介を交えた挨拶文例を紹介しますので、参考にしてください。
本日x月x日よりxx部に配属となりました。xx xxと申します。
現在30歳で、xx市出身です。
前職では総合職に従事しておりましたが、ご縁がありましてこちらに入社させていただくことになりました。
学生時代の部活動はバスケットを6年やっていて、みんなと協力し最後までやり遂げる感動を実感しました。
ですから仕事でも、どんな困難があろうともみんなで協力し、最後まで頑張ってやり遂げる自身があります。
戦力として活躍できるよう日々頑張ってまいりますのでご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
趣味を話す
趣味を知ってもらうことは、交流を広めることができるということです。
趣味を知ってもらうことで、同じ趣味をもつ社員がいたら、気軽に声をかけてくれるでしょう。
そうすると、すぐに仲間と馴染むことができて色んな相談ができるので、会社にも居やすくなります。
あなたも同じ趣味を持つ人がいたら、仲良くなりたいという気持ちになり接してみたいと思いませんか?
年齢や部署、仕事も異なる社員から声をかけられ、すぐに仲良くなり休日には一緒に趣味を楽しんでいました。
趣味が同じだと、相手の警戒心が自然と取れて接しやすい雰囲気を作れますよ。
以下に、趣味を交えた挨拶文例を紹介しますので、参考にしてください。
本日x月x日よりxx部に配属となりました。xx xxと申します。
XX歳、輪島市出身です。
前職はシステム開発でSEをしておりましたが、ご縁がありましてこちらに入社させていただくことになりました。
小さい頃からサーフィンを趣味としており、休日になるとxx海岸に行くことが多いです。
同じ趣味の方がいらっしゃいましたらぜひお声をかけてください。
1日でも早く仕事に慣れ、戦力として活躍できるよう頑張ってまいりますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
では、ここで挨拶できなかった方へは、どんな形で挨拶すれば良いのでしょうか。
メール
特に大きな会社や、挨拶の場に不在だった社員にはどうやって挨拶するのでしょうか?
その場合には、メールでの挨拶が考えられるでしょう。
しかし、メールでの挨拶はあなたの判断ではなく、直属の上司に尋ねるとよいです。
勝手な判断でメールしてしまうと、受け取った相手は快く思わない社員もいるでしょう。
メールだけの挨拶では、その人がどんな顔でどんな人なのか分かりません。
「挨拶は基本、直接会って話さないといけない!」と思っている社員もいるはずです。
居心地の良い会社にいるためにも、最初の挨拶はより慎重になり、上司に確認して適切な対応を取りましょう。
僕の場合は、メールでのご挨拶の経験はありません。
直属上司に尋ねると、今後仕事に関わる社員の方たちのもとへ直接一緒にご挨拶にいきました。
直接会って挨拶することで、顔も覚えられますし印象もお互い植えつけられますから、仲間意識が一層深められます。
好感を与える挨拶例文
ここでは、以下ポイントを含めた、好感を与える挨拶文例を紹介します。
- 前職から得た経験から中途入社した会社でやりたいこと、意気込み。
- 自己紹介
- 趣味
文例1:前職での経験や趣味を加えた挨拶文例
本日x月x日よりxx部に配属となりました。xx xxと申します。
前職では、営業として10年ほど従事し、これまで培ったお客様視点の営業経験を活かし会社の成長に貢献していきたいです。・・・前職での経験
趣味はスポーツ観戦で、週末は試合を見に行くことが多いです。
同じ趣味の方がいらっしゃいましたらぜひお声をかけてください・・・趣味
1日でも早く仕事に慣れ、戦力として活躍できるよう頑張ってまいりますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
あなたに合った仕事ができて、さらに交流が広がり、居心地の良い会社となるきっかけになる挨拶文例です。
前職の経験からあなたの強みを訴えて、「あなたがどんな経験をしてきたのか」。
そこからあなたに適切な仕事が与えられる可能性もあります。
また、趣味を話すことで、同じ趣味を持つ社員がいれば仲良くなりたいと、きっと声をかけてくれますよ。
しかし、前職の経験は、過去の実績などの自慢に聞こえやすいですよね。
ですが、「謙虚に勉強していきます」と一言伝えておくことで、それが和らぎます。
あなたに合った仕事ができたり、素直な一面から交流も広がるはずです。
文例2:未経験職種への転職の場合
本日x月x日よりxx部に配属となりました。xx xxと申します。
これまで営業の仕事をしてまいりました。
WEB開発という仕事は未経験ですが、WEBを使用する立場の意見を生かした仕事がしたいと考えています。
一日でも早く仕事を覚えて、皆様のお役に立てるよう努力いたします。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
未経験だけれども、前職で得た経験を入社した会社で活かしたい!という前向きな文例です。
しかも、未経験だからこそ、謙虚にゼロから仕事を覚えていくつもりで、努力したいと述べています。
ですから、仕事の希望はあるが、与えられた仕事は全力で頑張りたいという気持ちが伝わります。
こういった挨拶ですと、強情ではなく素直な人なんだなという印象を持ちますよね。
そんな人となら一緒に仕事もやっていけそうだし、仲良くなれそうではないですか?
未経験の場合は、やりたい仕事の希望は言いつつも、謙虚になることが大切です。
文例3:メールでの挨拶文例
ご不在でしたのでメールで失礼いたします。
本日x月x日より入社いたしました○○課○○と申します。
前職ではxxとして、xxに従事しておりました。
前職と異なる職種でご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、
しっかりと勉強していきますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
基本的には、口頭での挨拶と同じですが、趣味や自己紹介(プライベート)は控えましょう。
なぜなら、受け取った社員にとってはあなたは会ったこともない知らない人です。
そんな人から、突然自身のことを語るような挨拶があった場合驚かれるでしょう。
また、メールは相手の表情はもちろん、どんな人なのか分かりません。
なので、文によっては不快感を与えてしまう恐れもあります。
どうしてもメールでの挨拶が必要な場合は、以下の点を守ってくださいね。
- 最初に「ご不在でしたのでメールで失礼いたします。」
- 入社日とあなたのお名前と所属部課。
- 前職の経験と、今後は謙虚に学んでいきたいという気持ちを書く
挨拶で注意しておきたいこと
入社時の挨拶で、注意しておきたいことを解説します。
内容は以下3つ
- 最適な挨拶時間
- 自慢しない(謙虚に)
- 悪口を言わない
これを守っておかないと、あなたの印象を悪くし、今後会社にもいづらくなる可能性もありますよ。
では順番に解説します。
1.最適な挨拶時間
時間にして1分程度が良いです。
特に朝礼などでは時間も限られているので、簡潔に話さなければいけません。
学校の校長先生のように、いつ終わるかわからない長い話しではつまらないですよね。
しかし、話しが簡潔にかつポイントが絞られていると、聞いている人も聴きやすくあなたの話を覚えてくれます。
あなたがこれまでどのような仕事をして、趣味や自己紹介を交えながら簡潔に伝えてくださいね。
2.自慢しないこと(謙虚に)
前職でのあなた自身の功績などを語るのは控えましょう。
また、入社した会社の製品やサービスなどについても、批判的な意見ももちろんしてはいけません。
例えば、以下のような話しがあった場合、上から目線だと思われあなたの評価を下げてしまいます。
「この会社のサービスの欠点は...だからこれまでの僕の経験を活かし解決していきます...」
堂々と会社の欠点をあげた上に、自信過剰だと思われ近寄り難い人だと思われる可能性もあります。
欠点を言われるとあまり気分は良くないですよね。
また、自信過剰だと近づきたいという気持ちも薄れますよね。
ですから、どれだけ素晴らしい功績を残してきたとしても「会社のサービスについてもっと勉強し、お役に立てるよう頑張ります」などと謙虚に話すことが好印象をもたれます。
3.悪口を言わない
前職の悪口や欠点は決して言ってはいけません。
入社した会社の社員にとっては何の関係もありません。
「この人は悪口をいう人なんだな」と思い、仲良くなりたいとは思いませんよね。
あなたもこれまで、悪口をいう人には警戒したり不信感を持ったことがありませんか?
ですから、悪口や欠点を言えば、それはあなたにとって不利になりますから決して言ってはいけません。
出社初日に気をつけること
これまで、入社初日の挨拶について解説してきました。
しかし、いくら挨拶に自信があるといっても、遅刻やだらしのない格好では社会性や人間性を疑われます。
要するに、挨拶前からあなた自身の評価を下げてしまうということです。
そうならないために、以下の点についてあらかじめ確認しておきましょう。
出社時間
初日の出社時間を確認することは大事です。
出社初日には、例えば誓約書や年金手帳などのいろんな事務手続きがあるかもしれません。
さらに、入り口にはセキュリティが掛かっており解除が必要になることも。
なので「会社の開始時間の少し前に行けばいいかな?」と判断してしまっては、会社にも迷惑をかけてしまう恐れもあります。
また、あなた自身も誰かが来るまで入り口で待つこととなり困りますよ。
ですから、初日の出社時間は会社の始業に合わせるのではなく、採用担当者などに確認してください。
そうすることで、円滑な事務手続きだけではなく、所属部課の担当者からフォローがあると思いますよ。
身だしなみ
身だしなみは、社会人としての常識をみられます。
身だしなみが悪いと「この人に仕事を任せても大丈夫かなあ?」と疑問を持たれることもあるでしょう。
例えば、寝癖がついていたり、スーツが汚れている人を見ると、
「寝坊したの?」
「だらしのない人なの?」
と思いませんか?
仕事も同じように「だらしのない人」と捉えられることもあるので、あなたにとって印象は良くありません。
そうならないためにも、以下3つを事前にチェックしておきましょう。
- 髪の毛に寝癖が付いていないか。
- スーツがヨレていないか、また汚れがないか。
- また私服の場合は、穴の開いたジーンズなど場違いなものではないか。
当日の挨拶中は特に注目されますから、身だしなみは十分にチェックしてくださいね!
会社の中途入社さん(31)と軽く自己紹介のあいさつしたときに、ふっと手首みたら数珠をつけてて、一瞬で「ああ、そっち側ね」と判断した
— 黒い靴 (@kvasskvass) December 6, 2015
私服での出社も許可されている会社でも、入社初日はスーツをおすすめします。
スーツを着ると気持ちも引き締まりますから、自ずと挨拶や身だしなみも整いやすいです。
しかし、担当者から「私服でいいよ」と言われればスーツでなくとも良いでしょう。
まとめ
中途入社における、好印象を与える挨拶について解説しました。
好印象を与える挨拶は、以下を含めてくださいね。
- 前職から得た経験から中途入社した会社でやりたいこと、意気込み。
- 自己紹介
- 趣味
何気ない挨拶よりも、好印象を与える挨拶をすることで、今後のあなたのキャリアや会社での過ごし方が変わってきます。
たった1分でそれが決まりますから、しっかりと事前に考えてみてくださいね。