上司が嫌で会社に行きたくない...
でも私にも原因があるから辞めることは考えていません。
どんな解決方法があるのか知りたいです。
僕も会社員の頃、あなたと同じような悩みがありました。
でも、上司も一人の人間です...
人間だからこそあなたが適切な対処さえすれば、もう悩まなくてもよくなります。
また、あなたの仕事におけるキャリアアップのお手伝いもしてくれますよ。
この記事では、上司が原因で会社に行きたくないと悩むあなたに、「嫌な上司の特徴」と「もう悩まなくなる対処法」を僕の実体験を交えて解説していきます。
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1.嫌な上司の特徴|いたよこんな上司!
嫌な上司の特徴は以下5つです。
- すぐ感情的になり怒鳴り散らす
- コミュニケーションが下手
- いつでも自分の言うことに対し正当化
- 指示や指摘が細かすぎ
- ハラスメント
嫌な上司の特徴①:すぐ感情的になり怒鳴り散らす
すぐに怒鳴り散らす上司は短気です。
性格的にそうなのか、いつもイライラしています。
相手の事情なんて気にしませんから、行動は全て自分の感情次第。
ですから、気に食わないことがあると怒鳴り散らして自分のイライラを解消しているのです。
穏やかな大人な人間がいるのと同様、子供みたいにすぐ感情的になる人間もいるということですよね。
嫌な上司の特徴②:コミュニケーションが下手
コミュニケーションが下手な上司は、相手の感情や周りの空気を読めません。
読めずに発した言動は、周りの社員の心を傷つけているとも知らずに...
こういった上司って小さい頃や学生時代など社交性が乏しかった人にいがちです。
そのまま社会に出てきたものですから、周りからも嫌われていますし、変人扱いされていました。
あなたとは生きてきた世界が違うのです。
嫌な上司の特徴③:いつでも自分の言うことに対し正当化
色んな最新の情報誌(ネットなど)を、まともに読んで勉強していない上司にありがちです。
こういった上司は、勉強していないですから、真新しい情報なんてインプットされていません。
なので、若い頃の経験・知識のみを押し付けます。
ですが、それが必ずしも正答だとは言えないんです。
明らかに間違っていることに気づいてなく、自分は正しいと一点張り!
ですから、周りの社員が間違っていることを正そうとするもそれに納得してくれず、渋々上司の間違った方針に従わないといけません。
効率の悪い仕事となりますから、部下の働き方も良い方向に改善できません。
社会変化を汲み取ろうともせず、また周りの意見も聞きたがらない、古典的な頑固上司ですよね。
嫌な上司の特徴④:指示や指摘が細かすぎ
無駄に細かい上司のことですね。
仕事って要所がきちんと抑えられていれば、それはそれで合格点です。
それでいて細部にこだわることは、より満点に近い仕事ができるわけですから、クオリティも高くなります。
ですが、要所が抑えられていないにも関わらず、細部にこだわるのはいけません。
仕事にも無駄が出てきますし、作業が非効率となります。
これは上司の性格にもよりますが、会社の最大目的である利益追求を無視しています。
上司のさらに上司からも嫌われていますよ。
嫌な上司の特徴⑤:ハラスメント
ハラスメント自体が卑劣な行為だと思っていない上司が多いです。
なぜなら、上司の若い頃の教育は、暴言や暴力など人の心身を傷つけることが多かったのでしょう。
「俺は当時の上司からの厳しい教育に耐えてここまで成り上がった。だからお前らにも同じ教育をして鍛えてやろう...」
上司が昔受けた教育方針を正当化し、今の若い世代にも同じ教育をさせようとしています。
ですが時代が変わりました。
時代が変わり、会社の教育や指導に関わる法整備があったのを知らないのでしょうか。
こういった社会的な学習も放棄した上司は、もはや上司ではありませんよ。
モンスターです。
どんな状況(学校、社会、会社など)でも、相手を傷つけてしまう行為はいけないということを理解して欲しいですよね。
2.もう悩まない!嫌な上司の対処法
それでは、もう嫌な上司に悩まなくて済む対処法です。
- (嫌だけども)コミュニケーションをとること
- 「上司が嫌」だということと「仕事」を割り切る
- できる限り関わらない
- 直接嫌だと思うことを伝える
無理せず、あなたができるところからゆっくりやってみましょうね。
1.(嫌だけども)コミュニケーションをとること
嫌だと思う上司にコミュニケーションをとることは悔しいし、難しいですよね。
でもコミュニケーションは社会人にとって必要不可欠なもの。
また、コミュニケーションは意思疎通ができますから、お互いの人間性がわかります。
ですから、上司のあなたへの態度も変わることもあるのですよ。
あいさつ(笑顔で)
誰だって、笑顔で大きな声であいさつされると気持ちが良いですよね。
気持ちがよくなると、逆に相手に不快感を与えることもしません。
また、顔を覚えてもらったり、元気よくあいさつする社員に興味を持つ効果もあるんです。
あいさつから、次の言葉を話しかけるきっかけにもなるので、ぜひ実践しましょうね。
アドバイスを求めに行く
もし、仕事でわからないことなど疑問があれば、上司にアドバイスを求めましょう。
そうすると、上司にとっては「頼られている」という感情になります。
頼られると、上司もこれまでの経験で得た知識を人のために役立てられるので嬉しいものなんです。
上司は、その知識をアウトプットできる機会となります。
ですから、困ったことがあればアドバイスを求めてくださいね。
アドバイスを求めるのは、なるべく上司の仕事が忙しくない時がいいですね。
また、ペンやノートなど持っていき、上司のアドバイスを全て吸収する姿勢も大切です。
2.「上司が嫌」だということと「仕事」を割り切る
「嫌な上司がいること」とあなたの「仕事」は全くの別物です。
あなたは「仕事」をして、自身のこれからのキャリアを切り開いていくことが目的なんです。
ですから、「嫌な上司がいること」とあなたの「仕事」を一緒にしてしまうことで、あなたの「仕事」が犠牲になりますよ。
「嫌な上司がいること」が邪魔だからという意見もわかります。
ですが、嫌な上司でも経験豊富です。
あなたがキャリアアップできるための知識は少なからずあります。
ちょっと言葉が汚く、無駄話が多い教科書だと思って、あなたが成長できるようなことだけを吸収するようにしてくださいね。
3.できる限り関わらない
仕事以外では関わらない方が良いです。
どうしても人の考えや価値観は違いますからね。
仕事以外のことで関わると、様々な人間性が見えて余計に嫌な上司がさらに嫌な上司になってしまいます。
関わるのは仕事だけにしておいて、あなたにとって有益なことのみ関わって吸収してくださいね。
4.嫌だと思うことを直接伝える
あなたが嫌だと思う上司の言動などを、直接上司に伝えてみましょう。
お互い話し合うことで心意を共有できますから、誤解があれば解くことができます。
しかし、言うには勇気がいることです。
相手の非を問うわけですから、上司が逆上することもありますからね。
でも、お互いの話に耳を傾け歩み寄ることができたり、一方に非があれば改善することもできますよ。
3.嫌な上司だとしてもやってはいけないこともある
嫌な上司だとしても、社会人である以上やってはいけないこともあります。
あなたが損をすることにもなりますからね。
- 態度に出してはいけない
- 他の社員に愚痴る
1.態度に出してはいけない
上司が嫌だからと、態度に出してしまうことは上司からの評価も下がります。
例えば、、、
上司の言うことなどを無視したり、
タメ口や舌打ちなど...
上司も人間ですから、人の好き嫌いはありますからね。
またあなたを管理する立場でもありますから、給与・ボーナス査定にダメージを与えます。
でもそれ以前に、社会人として毅然とした対応をしましょうね。
自分に非があると良いことなんてなく、むしろあなたにとって都合の悪いことがありますよ。
2.他の社員に愚痴る
嫌な上司の愚痴を、他の社員に言ってしまうとあなたの印象は悪くなります。
「この人、上司の愚痴をいう人なんだ...」と。
誰だって他人の愚痴を聞くことは嫌ですよね。
なぜなら、愚痴を聞いたところで、聞かされた社員にとっては何のメリットもないですから。
嫌な上司の愚痴を言って、あなたの心はスッキリするかもしれません...
ですが、根本的な解決にはならず、むしろあなたの印象が悪くなるだけですよ。
4.【悲報】完璧な上司なんていなかった話
僕が会社員をやっていた頃、様々な上司と一緒に仕事をしてきました。
ですが、全て完璧な上司なんていませんでしたよ。
全て完璧な上司=自分の都合の良い上司
全て完璧な上司とは、最初から自分と同じ考えや価値観を持った自分の都合の良い上司のことですよね。
でも、そんな都合の良い上司なんていませんよ。
全ての上司が、僕の考えや価値観とは違っていましたからね。
(もしかすると僕がひねくれているのかも...)
でもなぜ、うまくやっていくことができたのか。。。
見方を変えて理解してあげることが大切
嫌な上司だとしても、全て嫌なわけではありませんよね。
嫌な部分はほんの一部分なことが多いですから、それを理解してあげることが大切です。
例えば、
- 普段喋っていればおもしろく楽しい上司が、仕事ともなると暴言などキツイ言い方になる人もいました。
- また、仕事はバリバリできて見習うことが多い上司でも、コミュニケーションが下手で他の社員からも嫌われている人も。。。
「ここを(嫌な部分)直せば、最高の上司なんだけどな」
と思ったことはありますが、それ(嫌な部分)を含めて上司なんですよ。
また、上司はあなたの良いように変化できないんです。
だとしたら、あなた自身が見方を変えて理解すればよくないですか?
- 普段はおもしろいけれど、仕事には厳しい人。。。
プライベートと仕事をしっかり切り分けている上司だなと理解できます。
- 仕事に関しては誰しも一目置く上司だけど、仕事や勉強のやりすぎで誰とも交流できなかった上司。。。
飲み会や交流を我慢してまでも、仕事のスキルを伸ばそうと努力した上司なんだな、と理解できます。
上司に嫌な部分があると、それに注目してしまいがちで苦手意識を持ってしまいます。
もういちど言いますが、完璧な上司はいません。
ですが、見方を変えて上司の嫌な部分を理解することで、これからも様々な上司とうまくやっていくことが可能ですよ。
まとめ
上司が原因で会社に行きたくないと悩むあなたに、「嫌な上司の特徴」と「もう悩まなくなる対処法」を解説しました。
嫌な上司の特徴は、以下のとおり。
- すぐ感情的になり怒鳴り散らす
- コミュニケーションが下手
- いつでも自分の言うことに対し正当化
- 指示や指摘が細かすぎ
- ハラスメント
嫌な上司に、もう悩まなくなる対処法は以下の通りです。
- (嫌だけども)コミュニケーションをとること
- 「上司が嫌」だということと「仕事」と割り切る
- できる限り関わらない
- 直接嫌だと思うことを伝える
無理せず、ゆっくりできるところからやっていきましょうね。
たとえ、嫌な上司だとしても、やってはいけないこともあります。
- 態度に出してはいけない
- 他の社員に愚痴る
もしやってしまうと、解決できないばかりか、あなたが損をすることにもなりますよ。
嫌な上司はどこにでもいますが、残念なことに完璧な上司もいないんです。。。
ですから、上司の嫌な部分を注視せず、見方を変えてそれをあなたなりに理解してみてください。
そうすることで、嫌だと思う感情もなくなり、あなた自身の仕事に集中できます。
上司の豊富な知識をも吸収できますから、将来キャリアアップも十分に可能ですよ。
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