仕事で失敗・ミスが続くのはなぜ?
どうやったら減らせるのだろうか。
このままじゃ会社に居られなくなるかも...
本記事の内容
- 仕事での失敗・ミスが続く理由と対処法
- そもそも失敗・ミスの原因とは何?防止策も!
- 失敗やミスをした後の嫌われない適切な対応
- どうしても失敗・ミスが続く場合の行動
本記事を書いている僕は、過去数社のIT企業やWEB会社を経て、現在WEB系フリーランスとして活動中。
僕も過去にはたくさんの失敗やミスを繰り返して、大事な顧客データも丸っと消してしまったこともありました。
今でも失敗やミスはしてしまいます。
失敗やミスをすると、どうしても自己嫌悪したり周りの視線や後ろめたさを感じ、会社にも居づらくなりますよね。
結論をいうと、仕事での失敗やミスが続く理由は「心にゆとり」がないのです。
「心にゆとり」がない状態では、本来冷静になればできることでも、失敗やミスに繋がってしまいます。
これは、僕のこれまでの失敗やミスに対し、人から言われたことや自分のやった行動をあらためて見つめ直し気づいたこと。
「心にゆとり」を持つことで、失敗やミスは続くことがないということも分かったんです。
最後までじっくりと読んでくださいね。
1.仕事で失敗やミスが続く理由と対処法|体験談
冒頭でも言ったように、仕事での失敗やミスが続く理由は「心にゆとり」がないから。
「心にゆとり」がなくなるのは、以下の心理状態になっているんですよね。
- 緊張している
- 集中力がない
- 焦ってしまう
- 自信がない
順番に解説します。
1.緊張している
例えば学生時代、部活動での大きな大会などになると緊張しませんでしたか?
緊張してしまうと普段のパフォーマンスを発揮できないので、悪い結果となることも多かったです。
緊張すると体が思うように動きませんから失敗やミスばかり...
勝敗以前に監督に叱られることもありました。
これは仕事も同じで、新しい環境や重大な責任を伴う仕事などで緊張すると、普段通りのパフォーマンスが出せなくなるんです。
対処法|会話する
人と会話することで心や体の緊張の糸が緩み、普段通りの仕事がしやすいです。
僕の場合は、知らない人ばかりいる新しく入った仕事(チーム)で、あえて知らない人と会話しに行きましたね。
すると、強ばった顔や体の緊張がほぐれて、普段通りに仕事に打ち込めました。
心や体が身軽になった感じです。
また、会話することで見知らぬ人だった人とも打ち解け会えます。
ですから、分からないところもスムーズに聞けて仕事もしやすくなりますよ。
2.集中力がない
心身の疲労があると、仕事中の集中力が続きません。
集中力がなくなると、物事を広く深く考えられませんから、注意すべきところも見落としてしまいます。
例えば、繁忙期など徹夜明けの仕事は集中力が欠けてしまいませんか?
いつの間にか眠くなったり、ボーッとして頭が働きません。
仕事を進めるも、注意深くしなければいけないところが疎かになってしまい失敗やミスに繋がりました。
疲労が溜まっていると、物事の冷静な判断が難しいんですよね。
対処法|休息をとる
休が休まっている時は、周りの状況をしっかり把握でき、その状況にあった判断ができます。
つまり、疲労がないときは、仕事上の注意点や良案が思い浮かびやすいということです。
疲れている中、何か仕事で起きた問題を解決するとなると、なかなか解決できなかった経験てありませんか?
僕は仕事終わりの夕方とかに仕事に関する問題が発生した時、その時に解決できないことが多かったです。
ですが、帰ってゆっくり休み翌朝になってみると「あ、こうすればいいんだ!」と解決策が浮かんだんです。
体が休まっていない時、気力と根性で仕事をしていても体や頭が追いついてきませんよ。
プロスポーツ選手でも、休息を取りながら大切な試合をベストな体調で望みますよね。
ベストなパフォーマンスを発揮するためにも、タイミングを見計って休息を取りましょうね。
3.焦ってしまう
ミスや失敗を連発しているときに特に起こりやすい心理です。
僕はバスケットボールの審判をしているんですが、始めて間もない頃は誤審することも多く、その度にチームの監督から「ジャッジを焦りすぎ」とよく言われました。
「もう失敗やミスは出来ない!」と思ってしまうと、心に焦りが生じるんですよね。
すると、頭で考えるよりも先に体が反応(行動)し、思わぬ失敗やミスになってしまいます。
ミスや失敗が重なる時にこそ、落ち着いた気持ちになる必要があるんです。
対処法|失敗・ミスはしてもいいんだという気持ちを持つ
上記の続きとなりますが、僕が焦る気持ちを払拭できたのは、(バスケット)監督の以下の言葉があったからです。
失敗やミスなんて、どんな上手い(バスケット)審判でもやってしまうこと。
むしろ、ミスや失敗を克服してこそ上達していくものだから、今はミス・失敗をする時期だと思って頑張って!
つまり、失敗やミスは物事を上達していくための教材となるということ。
ミスや失敗なしには成長はありえないということなんです。
こんな風に考えると失敗やミスなんて怖くなくなり、むしろやってもいいんだという考えになりませんか?
失敗やミスの恐怖心さえなくなれば、落ち着いた気持ちになれて、最初に頭で考えてから行動できるようになりますよ。
4.自信がない
自分の不確かな独断で実行し、起こるはずのなかったミスや失敗をしてしまいます。
例えば、与えられた仕事をこなすだけの技量が自分にはないことがわかると、仕事を進めることに臆病になります。
強敵が立ちはだかるんですよね。
とはいえ、仕事を進めなければ叱られるし、給料泥棒あつかいもされてしまいますから仕事をしないわけにもいきませんよね。
ですが、単純な質問をすると怒られるかなぁと臆病になり、上司や先輩に分からないことを聞こうにも行けません。
結局、自信がないまま仕事をしてしまい、ミスや失敗に繋がってしまいます。
自分に自信が持てるような根拠あれば、怖がらずに仕事を進められますね。
対処法|スキルアップ
自信を持つためには、あなたがスキルアップしていくしかありません。
スキルアップは自分でしかできないことで、それを実感していくには日々の勉強や実践が必要です。
でもひとたびスキルアップをしているという実感を得ると、自然に挑戦したいという気持ちになっていくんです。
僕が最初にフリーランスに挑戦しようと思ったのも、数々の企業などでスキルを得てきたことによる自信からのもの。
もちろん、スキルさえあればミスや失敗なんて自分で解決できますし、叱られたり後ろめたさはありません。
スキルアップの過程から、揺るがない自分の意見を持つこともできますし、先輩や上司とも熱い仕事の話ができますよ。
以上、仕事で失敗やミスが続く理由と対処法を僕の体験談からお話してきました。
ですが、仕事をしていく上でミスや失敗は避けては通れません。
次節、そもそも失敗やミスをしてしまう原因は何なのかしない方法も解説していきます。
2.そもそもミスや失敗の原因は何?|防止策も解説
- ミスの原因|勝手な思い込みや詰めの甘さなどから生じるもの
- 失敗の原因|無知などから生じるもの
それぞれ具体例を挙げながら順番に見ていきましょう。
ミスの原因|勝手な思い込みや詰めの甘さ
- 確認不足
- 慣れによる注意散漫
- 勘違い
本当は上手く出来るようなことでも、勝手な思い込みや詰めの甘さなどから生じてしまうもの。
つまり、気持ちが緩んでいたり怠慢などから「ミス」は発生します。
思うような結果が得られずゆくゆく調べてみると「あ!そうだった...」と、上手くいかなかった原因が判明することはよくありますよね。
「確かこうだったかなぁ...」と見切りで仕事するのではなく、有識者に確認・相談するなど、根拠をもって仕事をしなければなりませんね。
また、実施した仕事が正しいかどうか確認をしておけば、不要なミスは防ぐことができます。
失敗の原因|やり方・方法の誤りや無知
- 仕事のやり方・方法が間違っている
- 知識・スキル不足
僕は「失敗」に関しては前向きに捉えても良いと思っています。
なぜなら「失敗」することによって、知らなかったことなどが明確になるからです。
つまり、知らなかった事をあらたにインプットすることで、あなたの成長につながるということ。
ですから、悲観的になる必要はないですよ。
報告・確認は必要
とはいえ、何でも無闇に取り組んでいては重大な問題にもなってしまいます。
仕事する前には、あなたの自身で仮説を立ててそれを上司などに話してみましょう。
確認(了承)得た上で実施してくださいね。
また、途中つまずいたりした場合には、その都度聞いたり途中経過を報告しましょう。
間違っているところを補正しながら進めていくことで、重大な問題は避けられます。
新入社員は「メモ・聞く・確認」していますか?
新入社員であれば、まずは以下3つのことがしっかりできているか確認してみましょう。
- 教えてもらったことを覚える努力をすること(メモする)
- 1分悩んだらすぐに聞くこと(悩むのは時間の無駄)
- 知識ないのに勝手な行動はしないこと(適当に仕事をしない)
上記は僕が新入社員のころ、直属の上司に言われたことです。
つまり新入社員は「メモ・聞く・確認」することが仕事だということですね。
ではなぜ、上司がそんなことを言ったのかというと、新入社員には先輩と同じような一人前な仕事はできないから。
つまり、新入社員にはじめから会社の仕事に関して一切期待していないとのことだったんです。
新入社員でできることはせいぜい上記3つです。
これらをしっかりやるだけで、叱られるようなミスや失敗は防ぐことができますよ。
3.ミス・失敗した時の嫌われない適切な対処法4つ
- ミス・失敗の事実を報告する
- 謝罪する
- 原因追求・対処・改善策をする
- 気持ちの切り替え
ミスや失敗した時こそ、上記4つをしっかり実施していきましょう。
失敗やミスが続くと、どうしても心が塞ぎ込んでしまいます。
周りのことがよく見えなくなっていて、ミスや失敗に対する適切な対応ができていないかもしれません。
こうした態度が原因で、会社に居づらくなったりすることもありますよ。
会社員の頃、ミスを連発していた年配の方がいました。
謝罪もしなければ、原因追求もせずつまらない言い訳ばかりで、みんな呆れ返っていました。
上司も仕事を任せたいと思わなくなり、ついには部署移動させられていました。
ミスや失敗は思いがけないアクシデントです。
人間ですから、多少の失敗やミスはありますよ。
ですが、人間だからこそ謝罪したり、自分のケツは自分で拭くなどケジメをつけることができるんです。
こうした人間らしさを忘れてしまっては、周りの人からも嫌われてしまい、会社に居づらくなってしまいますよ。
>>失敗やミスを引きずってしまう気持ちの切り替え方法|落ち込むのは10秒で十分!
4.どうしても失敗・ミスが続く場合の行動|向いている仕事をすべき
合わない仕事や苦手な仕事だと思っていると、失敗やミスすることも多いです。
心から「合わない仕事だなぁ」と思っていると、自然と体や頭が拒否反応してしまうからです。
事実、僕は単調な仕事は合っていませんでしたから、任された時は嫌気が出て仕事は遅いし、抜けや漏れが多くミス連発...
叱られるけども、ミスの改善には前向きになれず、毎日の仕事が「苦痛」でしかありませんでした。
結局このままの人生ではまさに地獄だと思い、早々と会社を辞めて転職しました。
仕事が合わない、苦手だということであれば部署移動や転職することを強くオススメします。
「合わない仕事・苦手な仕事」が「好き・興味のある仕事」には変わるはずないですし、ミス・失敗が続く仕事を我慢し続けるのは耐えられません。
自分の好きな仕事やりたい仕事の方がより積極的になれますし、ミスや失敗にも前向きに向き合うことができますよ。
もし、やりたいことが見つからない方、どんな仕事が向いているか分からない方であれば、下記の記事をご覧くださいね。
あなたの特性を洗い出すことで、向いている仕事ややりたい仕事が見つかります!
>>転職したいけど何がしたいか分からない|足踏み状態から脱却する方法
まとめ|ミス・失敗は恐れずに立ち向かおう!
最後に要点をまとめて終わりにします。
仕事で失敗やミスが続く理由と対処法です。
- 緊張している→会話する
- 集中力がない→休息をとる
- 焦ってしまう→失敗・ミスはしてもいいんだという気持ちを持つ
- 自信がない→スキルアップで自信を得る
そもそもミスや失敗の原因とは何か、しないための方法
ミスの原因|勝手な思い込みや詰めの甘さなどから生じるもの
対処方法|有識者に確認・相談したり、実施した仕事が正しいかどうか確認
失敗の原因|無知などから生じるもの
対処方法|仕事前にあなた自身で仮説を立て、それを上司に話してみる
ミス・失敗した時の嫌われない適切な対処法4つ
- ミス・失敗の事実を報告する
- 謝罪する
- 原因追求・対処・改善策をする
- 気持ちの切り替え
「心にゆとり」を持つことで、ミスや失敗が続くことは避けられます。
しかしミスや失敗を恐れていては、仕事がおもしろくありませんし、成長にもつながっていきません。
人間なのですから多少の失敗やミスはあり、それは誰しも理解していることです。
大事なことは失敗やミスをしても、謝罪やその後の始末をキチンとすること。
そうすれば誰も文句は言わないし、失敗・ミスに怯えず様々なことにも挑戦していこうという気持ちにもなれますよ!