連休明けの仕事のことを考えると気分が憂鬱になる...
なんだか寂しくて涙が出そうになる時もあるんです。
仕事に行きたくないなぁ。
「人材総合サービスの株式会社スタッフサービス・ホールディングス」が令和元年に「連休明けの仕事に関する調査」を行いました。
すると、連休明けに仕事が辛いと感じる人が8割以上いるという結果が得られたんです。
連休明けの仕事が嫌だなと感じているのはあなただけでなく、多くの方がそう思っていますよ。
本記事を書いている僕も、会社員だった頃は連休明けの仕事には行きたくありませんでした。
連休で散々楽しんだ挙句、仕事前日には気分が落ち込み「連休って天国と地獄の表裏一体で残酷だな」と思っていました。
ですが、連休と仕事の気持ちの持ち方にギャップがあるのは誰でも同じこと。
実は行きたくないと思うのには根本的な理由があることを知りました。
こうした根本的な理由を解決することで、連休と仕事の気持ちのギャップを埋めることができました。
結果的に連休明けの仕事に対し嫌になることはなくなりました。
この記事では、連休明けの仕事に行きたくない理由を明らかにしつつ、その対処方法などを解説して行きます。
今後の連休を楽しむためにも、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
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1.連休明けの仕事に行きたくない原因
- 天国と地獄|気持ちのギャップが大きすぎてスムーズにシフトできない
- 再び抱えないといけないストレスがあるから
順番に解説していきます。
1. 天国と地獄|気持ちのギャップが大きすぎてスムーズにシフトできない
連休は普段の仕事の辛さから解放され、自由に楽しく過ごせます。
まさに気分は天国です。
一方、連休明けの仕事は、再び辛いことを経験しなければなりませんので気分は地獄です。
普段の仕事ではこの地獄を常日頃経験していますから、気持ち的には慣れているのでなんとか耐えられます。
ですが、連休という天国に慣れたあと、地獄である仕事に気持ちをシフトすることはなかなか難しいものなのです。
逆に連休前の気持ちは、すごく気分が良くないですか?
今日の仕事も頑張ろう!という気持ちになりますよね。
...しかし、連休後は気分が憂鬱で落ち込みます。
連休と普段の仕事の気持ちのギャップが大きく、その埋め合わせが難しいのです。
2. 再び抱えないといけないストレスがある
「エン転職」が2018年に「仕事のストレスとその解消法」というアンケートを実施しました。
その中で、「仕事上では、どの程度ストレスを感じますか?」という問いに対し、以下の結果が得られています。
- 「強く感じる」:27%
- 「感じる」:52%
- 「あまり感じない」:19%
- 「ほぼ感じない」:2%
アンケートの中で、ストレスを感じると答えた方は全体の約80%もいるという結果です。
連休中は抱えなくてよかった仕事上のストレスを、再び抱えないといけないという思いから、「行きたくない」という感情になってしまうのです。
僕自身もこうしたストレスを抱えて、連休明けの仕事に行きたくないとたびたび思っていました。
では、具体的にどのようなことがストレスなのか見ていきましょう。
何がストレスになるのか?
同じく「エン転職」が2018年に「仕事のストレスとその解消法」というアンケートの調査結果です。
その中で、「仕事上でストレスを感じる時、特にどのような点で感じますか?(複数可)」という問いに対し、以下の結果(上位4位)が得られています。
- 人間関係(上司・同僚・後輩):65%
- 給料が仕事内容・仕事量に見合わない:41%
- 仕事量が多い:21%
- 仕事内容が合わない:16%
それぞれ具体的に見ていきましょう。
1.人間関係の問題
圧倒的に多いのは、人間関係の問題です。
それは、上司などと合わないとか、パワハラ・セクハラといった社会問題に悩まされる方にとっては大変な苦痛です。
上司の人間否定するような発言は、僕も耐えがたい苦痛でしかありませんでした。
そうなるといつの間にか、自分を責めるようになり何をするにしても自信をなくしますよね。
≫会社に行きたくないという理由は上司が原因!その解決のためにやって欲しいこと
≫会社の人間関係が嫌で行きたくないと思う方への対処方法3つ【これで終止符です】
2.給料が仕事内容・仕事量に見合わない
また、仕事に見合った給料がもらえないというのもストレスの原因です。
上司や会社から言われた仕事をきちんとしたのに、それに見合っていない給料...
社員を評価してくれない上司や会社は、すごくつまらないです。
これでは、仕事に対する「やりがい」が無くなりますし、これからもっと頑張っていこうという考えにもなりません。
3.仕事量が多い
仕事量が多いというのは、心身ともに疲弊してしまいますよね。
毎日遅くまで残業しないと終わらない仕事量。
これでは、いつか体に支障を及ぼし、最悪うつや脳疾患などという重い病気にもなりかねません。
以前、過労が原因で、突然椅子から倒れ込んだ社員がいました。
そうなってしまうと、再び同じような仕事には戻れなくなる恐れもあるのです。
人生が変わってしまうという思いもしなかった結果になると、本当に残念です。
4.合わない仕事
あなたに合った仕事をさせてもらえないのは、苦痛でしかありませんよね。
しかし、あなたはお金のため、家族のため、色んなものを背負っています。
ですから上司・会社の命令だから仕方なく、我慢してこなしているのではないでしょうか。
普段は我慢し耐えて凌いではいたものの、連休という天国から再び辛いストレス環境で過ごすことを考えるととても辛いです。
なので、もしあなたが今の仕事が向いていないと思うのであれば、向いている仕事に行くべきです。
≫向いている仕事はなんなのか見つける方法|まずは特性を見つけてみよう!
僕もこの上位4位は全て経験しました。
あなたと同じように、連休終盤だけではなく、連休半ば、早い時には連休初日に「終わりが来るんだなぁ」と憂鬱になったことも。。。
本来なら連休は嬉しいし楽しむもの。
ですが、僕は正直、悲しい気持ちも入り混じるようになったので、連休は「残酷」とさえも感じるようになりました。
ですから、僕が本当に楽しんだ連休はあったのかなぁと思います。
では、世間の連休明けの仕事に対する口コミをみてみましょう。
10連休あとに仕事嫌になってそのままナチュラルニートになりそうだし連休明けの仕事ってのもなんか憂鬱
どっちに転んでもいいこたねぇんだ
おらきゃべつ農家の嫁になりてぇ— さきほ (@___wrd829___) April 23, 2019
四連休最後の夜
自分を癒すために試行錯誤
明日からの仕事が不安です
仕事だけじゃなくて人間関係も不安です
不安の原因がもやもやしてるから、考え過ぎなんだろうと自分に言い聞かせる
自分を信じないで生きることはつらい
信じてあげなきゃ— 地球の運び屋 いく社長 (@LANCOOCO) August 20, 2013
夢のような三連休からの仕事つらい。ここのところ仕事場の人間関係がギスギスしていて精神的に疲れる…
— よっしいさん@柿ライアンフィ (@wankogenkikun) September 19, 2017
まだ連休始まったばっかなのに
もうすでに仕事嫌すぎて☹️
連休明けから8時までだし
憂鬱すぎるし禿げそう☹️— す ず (@LOVE__DokiDoki) May 3, 2017
世間の多くの方も、連休明けの仕事が憂鬱なのです。
せっかくの楽しいはずの連休を楽しめてないのは非常に残念ですよね。
2.連休明けの憂鬱を解消する方法|連休を楽しめる生き方も!
仕事自体にあまりストレスは感じていない。
だけど、連休明けの仕事は憂鬱で休みたいなぁ...
仕事や会社に対し、我慢できる程度のストレスを抱えている方向けです。
連休と仕事の気持ちのギャップが大きすぎて、なかなか仕事モードにシフトできていませんから、これから紹介する3つの方法を試してみてください。
- ズル休み|くだらないミスをし余計に落ち込むよりマシ
- 予習・作戦を立てておく|憂鬱を予防
- 常に憂鬱な場合は働く環境を変える
1.ズル休みする|くだらないミスをし余計に落ち込むよりマシ
あまり大きな声では言えませんが「ズル休み」するということです。
社会人が小学生みたいなことをするの?
そういった批判もありますが、これで普段の仕事の気持ちにシフトできるようであれば、こういう手も使ってもいいのかな。
と思います。
なぜなら、無理に会社に行ってつまらないミスをしたり、余計にストレスを抱えてトラブルを起こすくらいなら、この方法が良いということもありませんか?
ズル休みの事情
「スタッフサービス」が2019年の10連休後に行った「ビジネスパーソンの休み明け本音調査」結果です。
その中で「休み明けにズル休みをしたことがある人は?」の問いに対し、以下の結果が得られました。
「はい」:約14%
100人規模の会社であれば、約14名が「ズル休み」をしていることになりますよね。
と考えると、割と多い人数だと思います。
また、「休み明けに仕事において失敗してしまった経験があるか?」の問いに対し、以下の結果も得られました。
「失敗経験あり」:約24%
どのような失敗かの質問では...
- 「PC入力作業を大幅に間違えた」
- 「疲労感があって休み明けに足を滑らし転びそうになった」
- 「曜日感覚を忘れた」
- 「違う会社へ電話をかけてしまった」
- 「終わった仕事をもう一度やってしまった」
引用:スタッフサービス「ビジネスパーソンの休み明け本音調査」
普段であればしないであろうちょっとした軽微なミスから、重大なミスまであります。
これは生活のリズムが崩れてしまったことにより、発生したミスです。
こういった生活のリズムさえ整えれば防げるミスを、あえて無理に出勤し重大な損失を与えてしまう可能性を作ってしまう必要性があるの?というのが僕の考えです。
ですので、あらかじめ休みを1日多く取って、その1日を生活リズムを取り戻す「リハビリ期間」として設けてもいいですよ。
生活のリズムを戻すことで、余計な仕事のミスも防げますし、気持ちのギャップも埋めることができます。
ですから「仕事に行きたくない」という憂鬱な気持ちも和らぎますよ。
僕が会社員のだったころ、毎月1回月曜は、休む先輩がいました。
休んだことに上司は気づいていたものの、特に注意・指導することはなかったです。
キチンと割り当てられた仕事をし、さらに(月曜日分の仕事を)前倒でやっていました。
このように休んだ分の仕事をし他に影響がないのであれば、上司も何も言わなかったのです。
この際に有給休暇を使う
しかし「ズル休み」は罪悪感があるなぁ
そんな方は、有給休暇を連休前に申請してみてはいかがでしょうか?
2019年の「働き方改革」では以下のことが義務付けられ、これまでより有給休暇が取得しやすくなりました。
会社は、年間10日以上の有休があるすべての労働者に対し、最低5日の有休を消化させなければならない。
会社によっては申請期間もありますから事前に「就業規則」で確認しておくと良いですよ。
2.予習・作戦を立てておく|憂鬱を予防
「連休に入る前、もしくは連休最終日にあらかじめ、連休明けの仕事内容などを把握する」ということです。
一言でいうと仕事の「予習」や「作戦」を立てておき、やることを明確にしておくんですよね。
連休明けはどうしても仕事に対し気持ちが入りません。
また、どんな仕事が待っているのかという未知なることに対し不安になっているのです。
ですから事前(仕事前)に、連休明けにする仕事内容や、スケジュールといった段取りを把握しておきます。
仕事の流れや段取りがインプットされていますから、連休明けには仕事モードへの切り替えも早く仕事もスムーズです。
「え!?連休日を使うの?...」と思いますが、1日全て使わなくても1時間くらいは考えてみましょうね。
たったこれだけのことをすることで、連休明けには憂鬱になることはなく「仕事をする気分」になることができました。
3.常に憂鬱な場合は働く環境を変える
「仕事に行くことで再び強いストレスを抱えてしまう...もう我慢できない...」
こういった方は、転職することや働き方を変えてみませんか?
働く環境を変えることは、悪いことではありません。
むしろ変えると、今抱える会社・仕事の辛いストレスを取り除くことが可能です。
「転職」を考えてみる
「会社の人間関係などといった問題を解決したい...」
「もっと自分に合った仕事がしたい...」
そう思うのであれば、転職する方法があります。
転職することは決して、おかしなことでもなく悪いことでもありません。
「スタッフサービス」が2019年の10連休後に行った「ビジネスパーソンの休み明け本音調査」結果を見てみましょう。
その中で「3日間以上の連休明け、仕事が辛いと思うか?」の問いに対し、以下の結果が得られました。
- 「感じる」:56.4%
- 「どちらかというと感じる」:27.2%
- 「どちらかというと感じない」:8.2%
辛いと感じると答えた方は全体の約84%です。
この数字はあなただけでなく、先輩や上司なども辛さを感じているでしょう。
さらに踏み込み、「3日以上の連休明けに退職、転職したいと思ったことがありますか?」の問いには、
- 何度もある:17%
- 何度かある:25.8%
約43%もの方が、転職を考えているという結果です。
ということは、辛さを感じる約半数の方が、転職を考えていることになります。
ですから、あなたの心地よい居場所を探すことは決して悪いことではありません。
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≫転職したいけど何がしたいか分からない|足踏み状態から脱却する方法
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今では、連休明けが憂鬱だという悩みもなければ、会社員の頃に抱えていたさまざまなストレスもありません。
≫会社員とフリーランスを比較|どっちになるべきか失敗や後悔なく進む方法【両方経験あり】
なぜなら、好きなことを好きな時に好きな場所で仕事ができているからです。
≫会社を辞めたい40代の悩みと決断|会社員からフリーランスとなった僕が解説
しかし、「フリーランスは仕事が不安定」「スキルに自信がないとできないのでは」といった不安があるでしょうが心配無用です。
≫フリーランスのメリット・デメリット|おすすめしたい人はこんな人!
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実際に紹介してくれる案件を見ることで、仕事に対する自信も持てますから、自然と仕事のやる気も出てきますよ。
3.今のままでは連休明けの「仕事に行きたくない」という悩みは尽きない
「連休明けの仕事には行きたくない...」
連休中にこんなことを考えることは、あなたは今の仕事には決して満足していないということです。
前述した「人間関係」「評価されない」「過酷な労働」「合わない仕事」などはあなたのストレスとなっています。
ですから、これらはいつか解消するという保証があるのでしょうか?
あるのであれば良いですが、解消する見込みがないとこの先ずっと、連休明けに対する辛い悩みは続きます。
連休はあなたのために楽しむべき!そして仕事も!!
連休とは、あなたの時間を自由に使ってもよい時なのです。
例えば、家族で旅行、恋人とデート、趣味に打ち込む、仲間と遊ぶといったように楽しむ方法は無限です。
このような時を楽しめないのは本当に残念で、人生をつまらないものにしています。
好きな仕事もしながら、自由な連休を楽しみたくはありませんか?
そうすれば、連休明けの「仕事に行きたくない」といった悩みは解消されるはずです。
まとめ
「連休明けの仕事には行きたくない」という悩みを解決してきました。
仕事に行きたくないという原因は以下の通り
- 休みと仕事に対する気持ちのギャップが大きすぎてスムーズにシフトできない
- 再び抱えないといけないストレスがある
連休と仕事の気持ちのギャップがあることは誰しもあることで仕方がないこと。
でも、このギャップを少なくするには根本的な仕事に対する悩みを解決することが必要です。
悩みを解決できれば、プライベートも楽しめますし、連休明けの仕事に対しても嫌にはなりませんよ。
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登録しておいて損はありません。むしろ登録しておく方が有名な(非公開)企業の紹介もあるし、こんなスキルが今求められているんだと新たな戦略(目標)を立てることができますよ。
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