
連休明けの仕事のことを考えると気分が憂鬱になる...
仕事には行きたくないなぁ。
特にGWやお盆、お正月などといった長い休暇を取ったあと考えますよね。
連休終盤、中には中盤にも考えることも。

終いには、せっかくの連休が嬉しいのか悲しいのか複雑な気分にもなりました。
この記事では、「連休明けの仕事」に関する辛い悩みを解決していきます。
1.連休明けに仕事に行きたくない原因
連休明けの仕事は...
「行きたくないなぁ...」
「泣きたくなる...」
連休明けの仕事に対し様々な感情がありますが、なぜそのような感情が生まれるのか。
- 天国と地獄。気持ちのギャップが大きすぎてスムーズにシフトできない
- 再び抱えないといけないストレスがあるから
これから順番に解説していきます。
1. 天国と地獄。気持ちのギャップが大きすぎてスムーズにシフトできない
普段の仕事をしている時に比べて、連休を過ごしたあとの仕事。
それは、より気持ちが憂鬱になりますよね。
なぜなら、連休は普段の仕事の辛さから解放され、自由に楽しく過ごせます。
まさに気分は天国です。
しかし、連休明けの仕事では、再び辛いことを経験しなければなりませんので気分は地獄です。
普段の仕事ではこの地獄を常日頃経験していますから、気持ち的には慣れているのでなんとか耐えられます。
ですが、連休という天国に慣れたあと、地獄である仕事に気持ちをシフトすることはなかなか難しいものなのです。

逆に連休前の気持ちは、すごく気分が良くないですか?
仕事も頑張ろう!という気持ちになりますよね。
しかし、連休後は気分が憂鬱で落ち込みます。
連休と普段の仕事の気持ちのギャップが大きく、その埋め合わせが難しいのです。
では、仕事に対する辛さとはどのようなことでしょうか?
2. 再び抱えないといけないストレスがある
仕事に行きたくないのは、何らかの原因があるはず。
まずは、そう思っている方は一体どれくらいいるのか調べてみました。
「エン転職」が2018年に「仕事のストレスとその解消法」というアンケートを実施しました。
その中で、「仕事上では、どの程度ストレスを感じますか?」という問いに対し、以下の結果が得られています。
- 「強く感じる」:27%
- 「感じる」:52%
- 「あまり感じない」:19%
- 「ほぼ感じない」:2%
アンケートの中で、ストレスを感じると答えた方は全体の約80%もいるという結果です。
あなたの会社の約80%の社員の方が、仕事上のストレスを抱えていることになります。
ですから、これはとても多いことです。

僕も会社員の頃は、色んなストレスがありました。
また、周りを見ても、ストレスを抱えていない人はいませんでした。
ですので、連休中は抱えなくてよかった仕事上のストレスを、再び抱えないといけないという思いから、「行きたくない」という感情になってしまうのです。
では、具体的にどのようなことがストレスなのか見ていきましょう。
何がストレスになるのか?
同じく「エン転職」が2018年に「仕事のストレスとその解消法」というアンケートの調査結果です。
その中で、「仕事上でストレスを感じる時、特にどのような点で感じますか?(複数可)」という問いに対し、以下の結果が得られています。
上位4位を挙げてみます。
- 人間関係(上司・同僚・後輩):65%
- 給料が仕事内容・仕事量に見合わない:41%
- 仕事量が多い:21%
- 仕事内容が合わない:16%
具体的に見ていきましょう。
人間関係の問題
圧倒的に多いのは、人間関係の問題です。
それは、上司などと合わないとか、パワハラ・セクハラといった社会問題に悩まされる方にとっては大変な苦痛です。

上司の人間否定するような発言は、僕も耐えがたい苦痛でしかありませんでした。
そうなるといつの間にか、自分を責めるようになり何をするにしても自信をなくしますよね。
仕事量や成果に見合っていない給料
また、仕事に見合った給料をもらえないというのもストレスの原因です。
上司や会社から言われた仕事をきちんとしたのに、それに見合っていない給料...
社員を評価してくれない上司や会社は、すごくつまらないです。
それでは、仕事に対する「やりがい」が無くなります。
仕事量が多い
仕事量が多いというのは、心身ともに疲弊してしまいますよね。
毎日遅くまで残業しないと終わらない仕事量。
これでは、いつか体に支障を及ぼし、最悪うつや脳疾患などという重い病気にもなりかねません。

以前、過労が原因で、突然椅子から倒れ込んだ社員もいました。
そうなってしまうと、再び同じような仕事には戻れなくなる恐れもあるのです。
人生が変わってしまうという思いもしなかった結果になると、本当に残念です。
合わない仕事内容
あなたに合った仕事をさせてもらえないのは、苦痛でしかありませんよね。
しかし、あなたはお金のため、家族のため、色んなものを背負っています。
ですから上司・会社の命令だから仕方なく、我慢してこなしているのではないでしょうか。
本当はやりたいことがあるのでしょう。
普段は我慢し耐えて凌いではいたものの、連休という天国から再び辛いストレス環境で過ごすことを考えるととても辛いです。

僕もこの上位4位は全て経験しました。
あなたと同じように、連休終盤だけではなく、連休半ば、早い時には連休初日に「終わりが来るんだなぁ」と考えたことも。。。
本来なら連休は嬉しいもの。
ですが、僕は正直、悲しい気持ちも入り混じるようになったので、連休は「残酷」とさえも感じるようになりました。
ですから、僕が本当に楽しんだ連休はあったのかなぁと思います。
では、世間の連休明けの仕事に対する口コミをみてみましょう。
10連休あとに仕事嫌になってそのままナチュラルニートになりそうだし連休明けの仕事ってのもなんか憂鬱
どっちに転んでもいいこたねぇんだ
おらきゃべつ農家の嫁になりてぇ— さきほ (@___wrd829___) April 23, 2019
四連休最後の夜
自分を癒すために試行錯誤
明日からの仕事が不安です
仕事だけじゃなくて人間関係も不安です
不安の原因がもやもやしてるから、考え過ぎなんだろうと自分に言い聞かせる
自分を信じないで生きることはつらい
信じてあげなきゃ— 地球の運び屋 いく社長 (@LANCOOCO) August 20, 2013
夢のような三連休からの仕事つらい。ここのところ仕事場の人間関係がギスギスしていて精神的に疲れる…
— よっしいさん@柿ライアンフィ (@wankogenkikun) September 19, 2017
まだ連休始まったばっかなのに
もうすでに仕事嫌すぎて☹️
連休明けから8時までだし
憂鬱すぎるし禿げそう☹️— す ず (@LOVE__DokiDoki) May 3, 2017
世間のみなさんも、連休明けの仕事が憂鬱なのです。
考えることは、人間関係や仕事内容とのことですからストレスを感じています。
また、連休中にも明けの仕事のことを考えてしまう方までいるのです。
ですから、せっかくの楽しいはずの連休を楽しめてないのは非常に残念です。
2.連休明けの「仕事に行きたくない」という悩みは今後も尽きない
「連休明けの仕事には行きたくない...」
連休中にこんなことを考えることは、あなたは今の仕事には決して満足していないということです。
前述した「人間関係」「評価されない」「過酷な労働」「合わない仕事」はあなたのストレスとなっています。
ですから、これらはいつか解消するという保証があるのでしょうか?
あるのであれば良いですが、解消する見込みがないとこの先ずっと、連休明けに対する悩みは続きます。
それでいいのでしょうか?
連休はあなたのために楽しむべき!そして仕事も!!
連休とは、あなたの時間を自由に使ってもよい時なのです。
例えば、家族で旅行、恋人とデート、趣味に打ち込む、仲間と遊ぶといったように楽しむ方法は無限です。
そのような時を楽しめないのは本当に残念だと思います。
できれば、好きな仕事もしながら、連休を楽しみたくはありませんか?
そうすれば、連休明けの「仕事に行きたくない」といった悩みは解消されるはずです。
では、その解消方法を紹介していきます。
3.連休を楽しめる生き方を探す
「連休明けの仕事に行きたくない」という悩みは、以下の方でそれぞれ解消方法が変わります。
- 「休みたい...」仕事モードに気持ちをシフトできない方へ
- 「辞めたい...」仕事や会社に対し強いストレスを抱えている方へ
それぞれの方に適した方法を、解説していきます。
1.【休みたい...】仕事モードに気持ちをシフトできない方へ

仕事自体にあまりストレスは感じていない。
だけど、連休明けの仕事は休みたいなぁ...
仕事や会社に対し、我慢できる程度のストレスを抱えている。
そういった方は、連休と仕事の気持ちのギャップが大きすぎて、なかなか仕事モードにシフトできない方です。
そういった方であれば、これから紹介する2つの方法を試してみてください。
少しづつ、仕事に対する気持ちのギャップを埋めていく方法です。
連休明けは「ズル休み」する!?
あまり大きな声では言えませんが「ズル休み」するということです。

社会人が小学生みたいなことをするの?
そういった批判もありますが、これで普段の仕事の気持ちにシフトできるようであれば、こういう手も使ってもいいのかな。
と思います。
なぜなら、無理に会社に行ってつまらないミスをしたり、余計にストレスを抱えてトラブルを起こすくらいなら、この方法が良いということもありませんか?
「スタッフサービス」が2019年の10連休後に行った「ビジネスパーソンの休み明け本音調査」結果です。
その中で「休み明けにズル休みをしたことがある人は?」の問いに対し、以下の結果が得られました。
「はい」:約14%
100人規模の会社であれば、約14名が「ズル休み」をしていることになりますよね。
と考えると、割と多い人数だと思います。
また、「休み明けに仕事において失敗してしまった経験があるか?」の問いに対し、以下の結果も得られました。
「失敗経験あり」:約24%
どのような失敗かの質問では...
- 「PC入力作業を大幅に間違えた」
- 「疲労感があって休み明けに足を滑らし転びそうになった」
- 「曜日感覚を忘れた」
- 「違う会社へ電話をかけてしまった」
- 「終わった仕事をもう一度やってしまった」
引用:スタッフサービス「ビジネスパーソンの休み明け本音調査」
普段であればしないであろうちょっとした軽微なミスから、重大なミスまであります。
これは生活のリズムが崩れてしまったことにより、発生したミスでしょう。
こういった生活のリズムさえ整えれば防げるミスを、あえて無理に出勤し重大な損失を与えてしまう可能性を作ってしまう必要性があるの?というのが僕の考えです。
ですので、あらかじめ休みを1日多く取って、その1日を生活リズムを取り戻す「リハビリ期間」として設けてもいいのではないでしょうか。
そうすれば、連休も楽しめるし、生活リズムも取り戻せます。
ですので、余計な仕事のミスも防げますし、気持ちのギャップも埋めることができますから「仕事に行きたくない」という気持ちも和らぐでしょう。

僕が会社員のころ...
毎月1回月曜は、休む先輩がいました。
あらかじめ休むことを想定し、仕事を前倒しでやっていました。
ですから、上司は気づいていたものの特に大きな問題にはなりませんでした。
といったように、「ズル休み」で休んだ分の仕事をしっかりしていれば、上司もキツくは言えないのです。

そんな方は、有給休暇を連休前に申請してみてはいかがでしょうか?
2019年の「働き方改革」では以下のことが義務付けられ、これまでより有給休暇が取得しやすくなりましたよ。
会社は、年間10日以上の有休があるすべての労働者に対し、最低5日の有休を消化させなければならない。
会社によっては申請期間もありますから事前に「就業規則」で確認しておくと良いですよ。
気持ちを「仕事モード」へ切り替える方法
「連休明けは、なかなか仕事をする気分になれない...」

しかし、僕はある方法で連休明けの仕事が嫌ではなくなりました。
その方法とは、「連休に入る前にあらかじめ、連休明けの仕事内容などを把握する」ということです。
どういうことかというと、連休明けはどうしても仕事に対し気持ちが入りません。
また、どんな仕事が待っているのかという未知なることに対し不安になっているのです。
以上2つのことが重なって、連休明けの仕事が憂鬱になっているのだということが分かりました。
ですので、連休に入る前に一度、連休明けにする仕事内容や、スケジュールといった段取りを見直しておきます。
一言でいうと「予習」をしておくんですよね。
連休明けには、仕事の流れや段取りが既にインプットされていますから、不安なことはありません。
たったこれだけのことをすることで、連休明けにはスムーズに「仕事をする気分」になることができました。
2.【辞めたい...】仕事(会社)で強いストレスを抱えている方へ
「仕事に行くことで再び強いストレスを抱えてしまう...もう我慢できない...」
こういった方には「頑張れ!」なんて言いません。
辛いでしょうから。。。
それでは、転職することや働き方を変えてみませんか?
働く環境を変えることは、悪いことではありません。
むしろ変えると、辛い要因を取り除くことも可能です。
「転職」を考えてみる
「会社の人間関係などといった問題を解決したい...」
「もっと自分に合った仕事がしたい...」
そう思うのであれば、転職する方法があります。
転職することは決して、おかしなことでもなく悪いことでもありません。
「スタッフサービス」が2019年の10連休後に行った「ビジネスパーソンの休み明け本音調査」結果を見てみましょう。
その中で「3日間以上の連休明け、仕事が辛いと思うか?」の問いに対し、以下の結果が得られました。
- 「感じる」:56.4%
- 「どちらかというと感じる」:27.2%
- 「どちらかというと感じない」:8.2%
辛いと感じると答えた方は全体の約84%です。
この数字はあなただけでなく、先輩や上司なども辛さを感じているでしょう。
さらに踏み込み、「3日以上の連休明けに退職、転職したいと思ったことがありますか?」の問いには、
- 何度もある:17%
- 何度かある:25.8%
約43%もの方が、転職を考えているという結果です。
ということは、辛さを感じる約半数の方が、転職を考えていることになります。
ですから、あなたの心地よい居場所を探すことは決して悪いことではありません。
ですが、転職には失敗したくないですよね。
「同じ辛い気持ちを転職先では、絶対にしたくない!」
であれば、事前にどんな会社なのか?、社風は?、人間関係は?...
といった情報をあらかじめ入手しておきましょうね。
「働き方を変える」ことを考えてみる
どういうことかというと「会社に依存する働き方をやめませんか?」ということです。
要するに「独立して働く」ということ。
何故こんなことを言うのかというと、僕も同じように会社員として長年過ごしてきました。
連休明けは行きたくないのはもちろん、人間関係や仕事内容、仕事量などどれをとっても納得いかないことばかり。

「これは会社にいる限り、絶対に解消されない」
「このままでは、僕が会社に潰される。もしくは会社に見切られる時がくるかも...」
そんなことを感じ、思い切って独立しました。
独立し最初の頃は、お客さんもいないしお金もない。
ですが、仕事なんてこだわらなければ、なんだってあるのです。
ですから、こだわらずに働けば、お金も入ってきますから生活はできます。

しかし、やりたい仕事はある。
やりたい仕事ができないのはストレスなのでは?
僕が思う独立するメリットの一つは、
時間を自分で作れるということ
ですから、今後どうやったら好きな仕事ができるのか、じっくりと考えることができるのです。
また、会社に依存していないから、自由に動くこともできますから物事を進めるのも早いのです。
だから、あなたの好きなことをやれるのも、そう遠くはないはず。

これまでの色んな辛いストレスから解放され、自分で考えて自分で動くことができます。
そして新たなビジネスを見つけ、それに向かって毎日頑張っていますよ。
好きなことを見つけ、それができることは、すごく魅力的ではないですか?
なので今では、休日や平日に対する気分の浮き沈みは全くなく活動できています。
あなたがどんな年齢であっても、新たな技術を身に付けることは、決して手遅れではないのです。
技術さえ身につけてしまえば、仕事の幅も広がりますし、独立だって夢ではありません。
>>IT系フリーランスにおすすめエージェント4つ|まずは緩くからはじめよう【不安解消】
まとめ
「連休明けの仕事には行きたくない」悩みを解決してきました。
仕事に行きたくないという原因は、
- 休みと仕事に対する気持ちのギャップが大きすぎて、スムーズにシフトできない
- 再び抱えないといけないストレス
ストレスの度合いから、耐えれるレベルであればもう1日「休んでみる」「仕事モードに切替え」といった方法が解決策となります。
しかし、強いストレスがある場合だと話は別です。
そのままだと、決してあなたのためにはなりません。
あなたの今後の「働き方」を見直し、自由に楽しんで仕事ができる環境を見つけることが大切です。